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いやはや、今頃になって書くのもナンなんだけれど・・・ Jがブラッキセラピー(Brachytherapy)という、 米粒ほどの放射性物質を150個近くおなかに埋め込む手術をしてから、 この1月末で3年が経過した。 と言っても、彼のことだからちっとも検診に行かなくて、 2年後の検診をとばして3年後の検診を受けたのだけれどね。 血液検査が1以下に下がっているので、まずは安心と言うところだろうか。 この手術は、日本でも英国でもまだ一般には広がっていなくて、 保険も利かない。 普通は癌摘出手術を受けることになるので、 なんだか長ったらしい名前のこの治療のことを少し調べてみようと、 受ける前に日本のサイトを検索した時点では余り事例が出てこなかった。 そんなわけで、手術がうまく行ったら、 イギリスにおける治療の詳細を書いておこうと思いながら、 この3年、私の方も健康上の問題が余りにも多くて、そのままになってしまっている。 詳細はまた改めて、少し時間のできる(であろう)冬の間にでも書き込むことにして、 とりあえず、彼の今の健康状態だけ。 癌は手術後3年が経過すると、まず第一関門突破みたいなところがあるので、 血液検査が1以下に下がっていることもあり、 ひとまずは、安心と言うところだろうか。 手術をしてくれた教授の話では、すぐにでも仕事に戻れると言うことだったのだけれど、 どっこい、そうは行きませんでしたね。 数時間の手術で、体重がいきなり10キロも減ったのだから、 体への負担はかなりひどかったということができるだろう。 術後の体力の回復にかなり時間が掛かって、 完全に仕事をやめる決心をその間にしたのだから、彼もいろいろ考えたのだろうね。 1年検診を受ける頃になって、 ようやく手術前のように動けるようになったと記憶している。 おそらく、自分の健康や体力に自信を失くしていたという、 心理的なものもあったのかもしれないけれども。 その後はもう、元の木阿弥だよ。 なんたって、摘出手術の直前になって2回も蹴っ飛ばして車のレースに出かけてしまって、 2回目を蹴っ飛ばしたあと、担当のスペシャリスト・ナースから、 「普通は術前のアセスメントの時になると、みんな覚悟ができているのに、 あなたにはまだ覚悟ができていないようね。」 「それならば、摘出手術以外の方法を考え直しましょう」と言われて、 それがブラッキセラピーを受けるきっかけになったのだから、 2回も手術をすっぽかしたJにあきれ返っていた私であったが、 結果的には、よかったのかもしれないね。 「元の木阿弥」というのは、車のレースも復活しているし、 毎日日曜、毎日水曜なんて生活になったものだから、 のんきなトーさんを地で行ってるよ。 とはいうものの、 以前とは違って少しは体に気をつけるようになったのは、いいことだ。 以前と比べるとグンと酒量が減って、 特別なことがない限りは週1回の飲み会だけになったし、 重い食事はできる限りお昼に済ませて、夜は7時を過ぎると飲み物以外は何も口にしない。 (私は、夜になってからも、少し軽いものをつまんだりしているけれどね。) 体調がおかしいと思ったら、自分から予約をして医者に行くようになったのも、 たいした進歩だ。 手術後いきなり減った体重は、その後も余り増えていない。 気になって尋ねた主治医には 「以前が体重過多だったのだから、あともう少し減らしてもいいくらいだ」と言われたらしい。 と言うことで、以前の服がぶかぶかになっている。 でも、ワインとビールで一旦膨らんだおなかだけは引っ込まないのはどうしてなんだろうね。 まあ、そんなわけで、経過報告が随分遅れてしまったけれど、 気にしてくれている友人たちもいることだし、 もし見てくれていたら、こんな次第。 [追記] もうひとつ、いいことは、 自分の癌のことを隠さなくなったと言うこと。 以前は、私が一言でも他人に漏らすと、烈火のごとく怒っていたのよね。 だから、子供たちにさえ秘密にしていて・・・。 そんなわけにも行かないので、いよいよになった頃に、 彼の子供たちには私から伝えて、その後の経過報告もきちんとね。 でも、本人が自分から口にするまでは知らない振りをしていることにして。 私はいつも、癌だってインフルエンザと同じく数ある病気の一つであって、 「今日何食べたの?」なんてのと同じくらいに、 日常の普通の会話にしちゃっていいのよ、といい続けてきたのだけれど・・・、 それが1年が過ぎる頃から、普通の会話の一部として人に話せるようになっている。 ということは、頑固な彼にとっては一大進歩だったのではないかしら。 ■
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by lapisland
| 2014-06-09 20:57
| 英国仰天病院体験記
![]() ☆1月30日 曇り一時晴れ間 3℃/0℃ JがBrachytherapyの治療を受けてから1年が過ぎたので、 今日は、Mount Vernon Hospitalに1年後検診に行った。 Prof.H の診察を受ける。 先週受けたPSA検査の数値は1.3に下がっているし、 術後ひどかった(らしい)副作用も殆どなくなっているので、 治療はうまく行っているとのことで、 次の診察は1年後でいいでしょう、と言うことになる。 (このあと、主治医に報告を兼ねた診察を受けに行って、 たぶん6ヵ月後にまた主治医の検診 ) 先週のPSA検査の結果は、知ってはいたのだけれど、 やはりProf.H のお墨付きをもらわないことにはね。 これで、とりあえず一安心。 Jはなんでもないような顔をしているけれど、 内心はホッとしていることだろう。 私は、心底ホッとしています。 このあと、仮にいつか再発したとしても、 それはその時のこと。 シベリアから寒波がやって来ているが、 庭では、スノードロップの花が咲き始めている。 ■
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by lapisland
| 2012-01-31 20:51
| 英国仰天病院体験記
☆11月28日 曇りのち晴れ+霜 0℃/-3℃ 今日も寒い一日だった。 イギリス中がすっぽりと冷凍庫の中に入ってしまったみたいだ。 昨夜はウェールズでー18℃を記録した所があったとか。 明日はシベリアから強風が吹きこんで来るそうな。 ぶるるる・・・・ {{{{(+_+)}}}}寒ううぅ~ ![]() タクシーが迎えに来て、午後からJは一泊の検査入院に 出かけていった。 実際の治療は、年が明けてからのことになるようだ。 月曜に行くことになっていたのに、 数日前に病院から電話が入り、急に泊りがけになってしまった。 日帰りなら超音波とか血液検査とか、そんなのだけだろうと 思っていたのに、 全身麻酔をかけての検査って、何なのだろう。。。 詳細がわからないので、少々不安だ。 この前下見に行ってみたら、 ビクトリア時代のなんとも古い建物で、 この寒さの中、暖房が効かなかったら大変だろうなぁなどと 検査以外のことをいろいろ心配していたのだけれど・・・ 夕方に電話が入って、新しい建物の中にある病室で、 病室も広くて清潔で、テレビ室からシャワー室まで 設備もすべて整っていて快適だとのことで、ホッとする。 日曜日なのにProf.も病室に来てくれて、 明日の検査について説明してくれたとのこと。 ようやく治療に向けて一歩前進かな。 手術を2回もキャンセルした後に決断した治療方法だから、 なんとかうまくいってほしい。 イギリスではまだ4~5年の経験しかない治療で、 データが少ないらしいし、 日本でもまだやっと始まったばかりの治療なので、 保険も効かないという。 プライベートなことをここに書くべきかどうか、 まだ迷っているが、データが少ないのであれば、 書くことによって誰かの役に立つこともあるかもしれないね。 余りに寒いので、あったかい色の画像を。 世界3大紅葉樹のひとつのニッサボクだけど、 この寒さではもうすっかり落葉してしまったことだろう。 ★[追記] Jは検査を終えて、月曜(11/29)夜7時ごろに帰宅した。 日曜日に、血液検査、尿検査などをすべて終えて、 翌日の検査に備えて、夕方から体内を空っぽに。 翌朝、全身麻酔をかけて大きさを測り、 治療が可能かどうかを確かめる検査を受ける。 麻酔が覚めた頃にProf.から、許容範囲内の大きさなので、 治療を行うとの結論を聞く。 夕方、退院許可が出る。 実際の放射線治療は、多分1月中旬になるだろうとのこと。 今回のテストや全身麻酔の後遺症的なものは何もなかったので、 ホッとする。 前回、春に受けたテストでは、何ヶ月も痛みが続き、 腿の後ろ側にいまだに引きつるような痛みが残っているらしい。 ■
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by lapisland
| 2010-11-30 05:30
| 英国仰天病院体験記
いやはや、まるで梅雨だね。
よくこれだけ降るなぁ、と言うほど降っている。 今日はJの手術前のアセスメントがあって、H病院に行った。 (と言うか、無理やり付いて行った。) 血液検査を数種類と、心臓の検査をしたあと、 スペシャリスト・ナースと話しをする。 手術まであと1ヶ月足らずになっていると言うのに、 Jはまだ迷っているようだ。 日本と違って、患者本人が治療法を選択しなければならないのだから、 厳しいよね。 私から見ると、ど素人の患者に選択をさせて、 医者や病院は責任逃れをしているように思えるが、 これがこの国の(多分、西洋諸国の)やり方なんだろうから、 仕方がないのかもね。 ちなみにこの病院は、「Once go there, never come back」と 評判の高い病院である。 まさか、そこで手術を受けることになるとはねぇ。。。 忙しい仕事をやめて、のんびり過ごせると思った途端に、 宣告されるとは。。。まったくついてないよね。。。 (もしかしたら、宣告されるのを予期して仕事の整理をした のかもしれないけれどね。 あいつは一生仕事をするはずの人だったから。 検査を続けていることを、1年以上も私には秘密にしていたのだからね。) まあ、どうなるにしても life as usual で行かなくっちゃあね。 とは言うものの、今日の心は今日の天気みたい。 近頃、すぐに何でも忘れてしまうので、 経過を一応ここに書き留めておくことにする。 菜園の様子を見に来てくれた人には申し訳ないのだけれど・・・ この菜園日記を見に来る人はごくわずかで、 私も読者を意識して書いているわけではなく、独り言のようなものなので、 許してもらうことにしょう。 ■
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by lapisland
| 2010-08-27 08:30
| 英国仰天病院体験記
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