カテゴリ
全体 始めのはじめ Potato Tomato Beans & Peas Brassicas Onion Family Courgettes Summer Squash Winter Squash Roots Salads Miscellaneous Fruit & Soft fruit Herb Green manure Compost ・土作り Crop Rotation Pests & Diseases 今月の畑仕事 Kitchen Garden Visit 畑の周りのWildflower 畑の周りのWildlife 美味しいベジ・フルのレシピ 英国食事情 自然・園芸・食の本 Event 番外編 シネマ・DVD 英国面白TV番組 英国仰天病院体験記 うれしいおくりもの 今月のWildlife 未分類 以前の記事
2017年 08月 2017年 07月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 more... タグ
apple
晴遊雨読の日々
Wildlife
Robin
blackcurrant
Strawberry
Sports
strawberry
gooseberry
Plot 21A
Asparagus
carrot fly
Jerusalem artichoke
Big Garden Birdwatch
Cauliflower
Red Duke of York
runner bean
sweetcorn
Apple
pheromone trap
お気に入りブログ
外部リンク
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
クリスマス以来ぐうたら過ごしている間に、もうすぐ松の内も明ける。 北極の寒気(Polar Vortex)が流れ込んだ北米大陸は、 -50℃近い所もあったくらいの大寒波に襲われていたが、 その寒気の南側を流れるジェット気流の影響で、 ここイギリスではクリスマス前から大雨と強風が続いていたが、 今頃になって北極の寒気の名残がここにもたどり着いて、 遅まきながら、イギリスにも寒波がやって来ている。 いつものように昨年からやり残している畑仕事がたくさんあるけれど、 この天気ではどうしようもないね。 イギリスの冬は、毎日雨で土が泥状態になっているか、 そうでなければ、雪や氷で土が凍結しているかのどちらかだから、 冬場は畑仕事は無しと思っていたほうがいいかもしれない。 長い冬眠中に、畑仕事の一覧表でも眺めながら、 春からのプランでも考えることにするかな。 ☆引き続きアームチェアー・ガーデニングの季節だよ 冬の間の楽しみの一つはタネのカタログを眺めること♪ まだならば、早めにタネのカタログを取り寄せる ◎春からのcrop rotationを考える(連作を避けるため) *予想のつかないイギリスの悪天候にも 何とか育ってくれる作物を中心にする ◎土が凍結していなければ、引き続き土を耕して、 コンポストや完熟堆肥、マッシュルームコンポストなどを入れる 冬の間にこうしておくと、春にはいい土になっていますよ~♪ *時間や体力のない人(私のこと!)は、上に広げておくだけで、大丈夫♪ あとはミミズ君たちにお任せ! *耕しながら多年草の雑草の根っこを取り除くようにする 特に、couch grass, ground elder, bindweedなどは、 たとえ小さな根っこの切れ端からでも増殖するので、残さないように! ◎種まきや植え付けの決まっている場所には フリースやマルチシートを掛けて地温を上げるようにする ◎昨年の収穫後のプランツが残っているようなら、 取り除いてコンポストボックスへ ◎ブラシカ類(キャベツなど)を植える予定の場所に石灰を撒く ◎もし、あなたが大の豆好きならば、 初夏に豆類を植える予定の場所を30~45cmくらい掘り、 シュレッダーにかけた紙や台所の野菜くずを入れ始める 秋~冬の間に、入れては上から土をかけるのを繰り返しておくと、 豆を植えつける頃には、水もちの良い土が出来上がっている♪ (伝統的な英国式豆用土の作り方) ◎暖地ではソラマメ、耐寒性のある豆類、パースニップ、 ニンジンなどの種蒔きを始める (クローシェやコールドフレーム、トンネルなどを使用) ◎勢いがなくなったルバーブの大株は、 真ん中の古い部分を取り除き、 周りの部分だけを深く耕してコンポストを入れた場所に植え換える ◎ルバーブに穴を塞いだ大きな鉢やバケツなどを被せて、forcingする (新芽や茎を柔らかくするためと、収穫の時期を早めるため) *もし、あなたが大のルバーブ好きならば、 forcing jarに投資するのもいいかもしれない。 ただの畑が、いきなりイングリッシュキッチンガーデンに早変わり すること請け合い!? でも、ルバーブの食べすぎには、くれぐれもご用心! ◎ジャガイモを栽培する予定の人は、 今月中にタネイモを注文すること! (メールオーダーほど種類は多くないが、ガーデンセンターでも購入できる) *イギリスでは芽出しをしてから植えつけるので、 芽出しに日数が掛かるため、今月から準備を始めること! (約6週間) ◎オニオン・セット(子球)やアスパラガス、アーティーチョークの注文をする タネの注文をする ◎引き続きリンゴやペアーなどの冬剪定をする (交差している枝や込み合っている枝など) *チェリーやプラムなどは病気が広がるので、 冬剪定はしないこと! ◎カランツやグーズベリーも剪定する ブラックカランツの古い枝は四分の一を剪定する (剪定した枝から良いものを選んで、挿し木に使うとよい) ◎秋生りラズベリーの剪定をする すべての古い枝を根元から剪定 ('Autumn Bliss' 'September''Polka'など) *秋生りラズベリーは、春に出てくる新枝にベリーがなる 夏生りラズベリーは、前年の枝にベリーがなる ◎果樹やcane fruits & bushes (ラズベリーやカランツなど)の植え付け *2月末までに終えること! ◎保存しているリンゴやペアなどをチェックして、 傷んでいるものを取り除く ☆Wildlife ◎鳥の巣箱をかける (鳥の種類によって、巣箱の大きさや形、出入り口の穴の大きさが違うので、 注意する。巣箱を掛ける場所もくふうする) *巣の出入り口の穴が北か東を向くように掛ける *巣作りの材料になるもの(小枝、コケ、藁、枯れ草の刈ったものなど)を 用意してやるとよい ◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする *パン屑はおなかが膨れるだけなので、 冬場は特にもっと栄養分の多いものを準備する (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、Mealworms などなど) *鳥の種類によって好物が違うので、いろんな種類の餌を用意する方がよい。 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。 (既成のものでなくても、鉢の受け皿などで十分) *イギリスの場合、鳥たちは冬場に餌がとれなくて死んでしまう場合が多い。 また種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいるので、 夏に餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにする。 特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、 そんな朝は庭に餌を撒くのを習慣にするとよい。 ◎水の補給も忘れずに! 鳥を庭に呼びたいなら、餌台の設置だけでなく、 水飲み場兼水浴び場を作ること! 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える 氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのを忘れないように! ◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと (テニスボールを浮かべる、pond heater の設置など) 小さい池の場合はお湯で氷を溶かす *冬眠中のカタツムリなどを集める→鳥の餌になる 今の時期に落ち葉の下や空のポットの下で冬眠中の S&Sの退治をしておくと良い
by lapisland
| 2014-01-13 01:33
| 今月の畑仕事
|
ファン申請 |
||