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☆2月2日 朝frost 晴れ! 1℃/-3℃ 引き続き、パースニップのことを書いておこう。 マンドレイクもしくはマンドラゴラみたいなパースニップのことなんだけれど。。。 中はどうなっているのかしらと思って、 半分に切ってみたら、 中はきれいだ。 真ん中のスみたいな部分がやたら大きいけれどね。 足?の部分も半分に切ってみたが、 細い牛蒡みたいな感じだ。 Jは食べようと言うのだけれど・・・ なんだか気味が悪いので、コンポストボックス行きに。 (だって、本来の姿は ↓ なのに、あまりにも違いすぎるものねぇ。。。) パースニップもニンジンと同じくセリ科の植物なので、 キャロットフライの幼虫にやられて、中はボロボロなのでは? と思っていたのだけれど・・・その心配はなかったみたい。 パースニップ Parsnip は、ヨーロッパ原産(地中海沿岸地方)のセリ科の植物で、 お店やスーパーでは年中出回っているけれど、 旬は秋から冬にかけてだ。 (初霜の降りたあとに収穫を始めると、甘みが増してくる。) 日本では、アメリカボウフウと呼ばれているらしいが、 私が初めて食べたのは、昔々たぶんアメリカでだったと思う。 前にも書いたように、ローストにするととても美味しい。 シチューやスープに入れても甘みがあって、とてもいい。 生の時には、薬臭い匂いがするが、料理をすると消えてしまう。 同じセリ科のニンジンと形は似ているが、味はまったく違う。 ニンジンは、もともとはパスニップみたいに白かったって言うから、 その頃は匂いで区別してたりしてね。 Wikipediaによると、 パースニップはギリシャ・ローマ時代にはすでに食べられていたらしいが、 その頃のニンジンは白か紫だったらしいので、私の素朴な疑問と同じく、 ひょっとしたらギリシャ・ローマ時代のスコーラーたちの間でも ニンジンとパスニップの定義について、大いに議論がなされていたのかもしれないねぇ。 アリストテレスやセネカが、 「パースニップとは何ぞや」 「それは二つの体に宿る一つの魂である」なんて、 言ってたりして・・・なあんてことは、ないか~。 今回、マンドラゴラみたいになった理由は二つあると思う。 1.根菜は必ず直播をしないといけないのに、 うっかり苗作りをして、移植をしてしまったこと。 2.うちの周辺の土はどこでも土半分、石半分といった状態なのに、 石を取り除かないでそのまま植えてしまったこと。 ・・・かしらね。 今年もう一度トライしてみたいと思っているが、 ぐうたらな私たちにはとてもじゃないけれど、 2.をクリアするのは無理なので、まあ、直播することかな。 今年初めてパースニップを植えてみて、知ったことは、 パースニップの葉っぱを触る時は、必ず手袋をはめるということ。 長袖のシャツにジーンズといった服装で防御して、 皮膚が直接葉っぱに触れないように気をつけた方がいいということだ。 特に葉っぱに触れたあと、紫外線に当たるとひどい皮膚炎を起こすので、要注意! セリ科の植物は、そういう化学物質( furocoumarin フロクマリン)を含むものが多い のは知っていたのに、パースニップについては、うっかりしていたよ。 うちは、二人とも皮膚が弱いので、気をつけなくっちゃあ! [追記] ★光毒性 Phototoxicity について フロクマリンを含む植物に接触したあと、直射日光を浴びると、 皮膚のかゆみ・発赤・水疱・しみなどの色素沈着が起こる原因となる。 これをPhototoxicity 光毒性、あるいは光感作作用と呼んでいる。 (フロクマリンを含むエッセンシャルオイルなども要注意。) ★フロクマリンを含む植物 (ほんの一例) ・アメリカボウフウ(つまりパースニップ) ・セロリ ・ニンジン ・フェネル *エッセンシャルオイル ・ディル ・パセリ ・アンジェリカの仲間 (セリ科シシウド属) ・Bishop's Weed (Ammi majus) *種を食べた場合 ・ Giant Hogweed (Heracleum mantegazzianum) ・イチジク ・カラシナ Brassica juncea ・レモン * エッセンシャルオイル ・グレープフルーツ ・ライム *果実と接触、食用 ・カボス ・ユズ ・リコリス ・ヒペリカム St.John's wort (Hypericum perforatum) ・バーベナ ・セイヨウノコギリソウ Achillea millefolium ・クミン ・ヘンルーダ Ruta gravelens ・ベルガモット ・マリゴールドあるいはタジェット Tagetes ・ソバ ・トウモロコシ ・ショウガ ・Lovage ・パッションフルーツ Passiflora incarnata ・Rue (Ruta graveolens) ・スキミア
by lapisland
| 2012-02-06 21:10
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