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☆1月26日 小雨+damp 6℃/0℃ こちらで、柿はなんていうのかと言えば・・・ persimmon(正確にはJapanese Persimmon)と呼ぶ時もあるが、 この大きなトンガリ坊主は、 そのものずばり、KAKIと呼ばれることが多いようだ。 (写真では丸く写っているけれど、実際には縦長の ドングリの親分みたいな形のヤツ) 行きつけの八百屋で、 「あ、おいしそうなpersimmonが出てるね」と言うと、 インド人のおかみさんから 「KAKIは今がシーズンだから、甘くて美味しいよ」 と言う答えが返って来たことがある。 柿は中国原産らしいが、 学名がDiospyros kakiとなっているのは、 アメリカやヨーロッパには日本から伝わったからだろう。 Diospyrosとは、ギリシャ語で「神さまのフルーツ」って意味 らしいから、なんともりっぱな名前をもらったものだね。 世界で最も古くから栽培されている果樹の一つで、 中国では2千年以上も昔から利用されてきたと言う。 (「利用されてきた」と書いたのは、KAKIは食用以外の 使い道も多いから。) もっと温暖化が進めば、また別の話だが・・・ 残念ながら、イギリスでは栽培不可能な果樹である。 関西ではどこにでも柿の木があって、 あのつややかに光る新緑の頃の葉っぱや、秋の紅葉も、 馴染みのある風景だったのだけれど。。。 イタリアやスペインでは、とてもポピュラーな果物だ というのを聞いているのだけれど、 イギリスでは元々の原住民(つまりは白人の英国人)は あまり食べないようだ。 このトンガリ坊主のは、イタリアやスペインが生産地になる。 私は関西人なので、柿と言えば甘柿が主流を占めていた。 もちろん、西条柿と言う渋柿もあって、 同居の父方の祖母の大好物だったので、 私は熟した柿にも抵抗はない。 柿はあの歯ざわりがなくっちゃあ、と言う人もいるが、 私は硬い柿も、熟してトロトロになったのも、 どちらも大好きだ。 これが蜂屋なのか、甲州百目なのか、 どの品種にあたるのかよくわからないが、 種無しで、かなりサイズは大きい。 量ったことはないが、たぶん300g以上あると思う。 この柿は、もちろん渋柿なのだが、 それを知らずに初めて口に入れた時のあの渋さと言ったら、 もう! {{(>_<)}} 口の中がタンニンで黒くなるのかと思いきや、 なぜか舌が真っ白になってしまった。 毒を盛られたかと思うほどのひどさだったね、あれは! 祖母は上手に渋抜きをしたものを、 家族に出してくれていたので、 渋柿の恐ろしさを知らなかったのよねぇ。。。 それに懲りて、渋抜きをいろいろ試してみたのだけれど、 どれももう一つうまく行かず、少し渋が残っていたりする。 結局は、皮が破れる直前くらいまで、 自然に熟すのを待って食べるのが最良の方法だ と言うことに落ち着いた。 秋から年末くらいまでが出回り時期なので、 その間に一箱買って、ゆっくり熟すのを待つのも、 これまた良し・・・と言ったところ。 熟し切ったものは、切るわけにもいかないので、 上の部分を少し切り取ってから少し深みのある器に載せて、 スプーンですくって食べることになるが、 これがもう甘くて、何も手を加えなくても 素晴しいデザートになる。 甘くても自然の甘さなので,くどい甘さではないし、 柿ゼリーみたい♪ 時には、イタリアの人たちがやるように、 半分凍らせてシャーベット状にしたものを、 スプーンですくって食べたりもする。 柿ジャムにしてもいい。 干し柿も大好きなので、 作れないかしら、と思うけれど・・・ あまりに大きすぎるので、どうかしらね? こちらの冬場のこの湿気ではむずかしいかなぁ。 イギリス南部の冬って、 日本の梅雨を寒くしたみたいなもんだものねぇ。。。 それに、藁葺き屋根でもない限り、 軒下ってものがないんだよね、こっちの家は。 そして、このKAKIが終わると、 次は イスラエル辺りから来る平たい柿、 通称「シャロン・フルーツ」の時期になる。 *柿についての情報は↓で。 http://www.kudamononavi.com/zukan/persimmon.htm#top *珍しいインドの柿。 見てくれは悪いけれど、切ると中は美味しそう。 延々と柿食ってるおじさんのクローズアップは要らないけれど、 なかなか面白い画像だよね。 http://wn.com/Diospyros_kaki *柿についての詳細あり http://www.photomazza.com/?Diospyros-kaki
by lapisland
| 2011-01-26 22:57
| Fruit & Soft fruit
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