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8月8日 曇りのち雨 16℃/14℃ 8月になった。 7月初めに熱波は過ぎ去って、 それ以来夏はもう終わったかのような気温の低い日が続いている。 晴れる日はほとんどなく、どんよりした曇りかそうでなければ雨ばかり。 夏の終わりを告げるヤナギランもアザミの花も、 すでに綿毛になって飛んで行ってしまった。 ![]() そんなうっとうしいお天気の中でも、ミョウガだけは元気いっぱいだ。 春に芽が出始めてから慌ててありあわせの鉢に植え替えをしたが、 ぐんぐん育ってすでに鉢いっぱいに根が回っているように思う。 日向だとごわごわした濃緑の葉っぱになってしまうのが、 日陰でしかも雨ばかりのせいか、葉っぱがつやつやとして爽やかだ。 ![]() そして、7月の下旬から小さいミョウガの芽(花序)が出始めて、 少しずつ収穫しては香りを楽しんでいる。 (鉢植えだと、鉢の周りぎりぎりの所にばかり顔を出すので、 採るのが厄介ではあるのだけれど。) ![]() 地植えにしてやれば、大収穫は間違いなしなのだけれどねぇ。。。 まあ、そんなにたくさん食べるものでもないのだから、 二人分収穫できればそれで充分ではあるが。 ■
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by lapisland
| 2017-08-08 23:32
| Miscellaneous
7月6日 晴れ時々曇り 32℃/17℃ Jが「植え付けまでにはプロットの準備をする」というものだから、 春の植え付け時期の終わり近くになって注文を入れたイチゴの苗10株。 品種はフローレンス。 菜園で今までに何種類か植えて試した中では、甘さと酸味が調和していて、 大きさもそろっていて、病気にも強いこの品種が一番良かったように思うからだ。 新しい品種ではないせいか、ガーデンセンターには出回らないので、 オンラインのナーサリーで探していてやっとみつけたのだ。 ナーサリーから届く苗は地堀りだけれど、 ガーデンセンターの小さいポット植えよりは、 根がずっとしっかり大きく育っている。 取りあえずポットに植えておいたのだけれど・・・。、 Jは他のことが忙しくて(仕事ではなく遊び)、 いつまでたっても菜園に出かける気配がなく、ポットの中で蕾がついてしまっていた。 もう待ってはいられないので、プランター二つ(4株x2)と、残りはポット植えに。 6月に暑い日が続いたこともあって、次々と花が咲いて少しづつ収穫ができた。 1年目で、しかもプランター植えとしては上出来だったのではないかと思う。 (暑くて写真なんか撮っていられなかったので、ベリーがつき始めた頃の1枚だけ) イチゴは2年目・3年目が最も充実する時期なので、
来年までには菜園を整えて、植え替えしてやらなければ! (とは言っても、もう私は掘ったりしゃがんだりはできないので、 すべてはJさま次第ではあるのだけれどね。) ■
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by lapisland
| 2017-07-06 23:50
| Fruit & Soft fruit
☆5月19日 曇り時々雨のち時々晴れ 13℃/10℃ 数年前に山椒の株を枯らしてしまった。 そのあと苗木を手に入れる機会がなくて、 山椒の香りの味わえない春を過ごしてきたのだけれど・・・。 3年前にやっと苗木を手に入れて、栽培を再開。 もちろん朝倉山椒が手に入ればうれしい限りなのだけれど、 異国の地ではそんな贅沢は言えないので、 実が成らなくても春の木の芽を楽しむことができたら、それだけでも十分だ。 春はやっぱり山椒の香りがなくっちゃあね♪ ![]() これは2015年の春。 その前年に手に入れたのは、本当にちっぽけな15cmほどの苗だったので、 1年後に元気に芽吹いてくれた時は本当にうれしくて。 でも、2016年春になると、芽吹いたのは片方の枝だけで、 残りの半分は枯れてしまっていた。 山椒は寒さにはかなり強いはずなので、 冬中降り続く雨にやられてしまったのだろうね。 そして、2017年、今年の春はこんな感じ。 片側だけだけれど、たくさん葉っぱを茂らせている。 (これはもう何度か葉を摘み取った後に撮ったもの。) 木の芽みそも何回か作ったし、お澄ましやいろんなものにちょっと添えて、 春の香りを楽しませてもらっている。 (葉を摘み過ぎると弱るので、気を使いながらね。) まだ最初の時のプラ鉢のままなので、もう少し大きい鉢に植え替えたいのだけれど、 植え替えに最適の時期は冬なので、激痛で唸っている時期に重なってしまうし、 かと言って、相方に頼んだら根を痛めること間違いなしで、 いまだにそのままになっている。 今シーズンは、肥料+酸性土のドレッシングで我慢してもらうことにしよう。 ■
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by lapisland
| 2017-05-19 22:10
| Herb
☆4月23日 晴れ時々曇り 14℃/8℃ 今年は春になってから暖かく、晴れる日も多かったので、 例年よりもずっと早くリンゴの花が咲き始めた。 ![]() ![]() ![]() 上の写真は4月16日に撮ったものだが、もう五分咲きくらいになっている。 今年は生り年のはずなので、期待していたのだけれど、 夏剪定をかなりきつめにしたので、 「冬剪定は軽く20cmくらいだけね」と、相方に頼んでおいたのに、 気がつけばバシバシ切ってしまっていて。。。 少々心配していたのだけれど、枝一面に蕾がついたのでほっと一安心。 ![]() 1週間後には満開になった。 蜂もブンブン群がっていたので、多分交配もしっかりしてくれたことだろう。 今年は大豊作になりますように。 ★昨年の惨めなようす→1. http://lapisland.exblog.jp/25641905/ [追記] 満開になった途端に、寒波が戻って来て、北イングランドからスコットランドにかけては積雪に。 うちの辺りでも夜はー1℃まで下がる日もあり、ヒョウやミゾレが何回か降った。 風もきつかったので、花は瞬く間に散ってしまったけれど・・・、 結実してくれるのかしら。。。 ■
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by lapisland
| 2017-04-23 22:54
| Fruit & Soft fruit
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by lapisland
| 2017-04-18 21:25
| うれしいおくりもの
3月29日 曇り時々小雨 14℃/10℃ 昨年6月の国民投票から9カ月が過ぎて、 今日、英国はEUに対して離脱交渉を開始すると正式に通告した。 離脱の交渉期間は原則として2年間と定められているので、 2019年3月末までに離脱協定の合意をまとめなければならない。 テリサ・メイ首相は、 「政府は本日、英国民の民意にのっとり行動する」 「私は英国を信じ、この国にとって最高の日々がこの先にあると信じている」と 話したが、首相や英政府の思惑通りに事が運ぶとはとても思えない。 離脱の連鎖を警戒するEUが、そう簡単に英国側の要求を受け入れるはずはない からだ。 交渉開始後すぐに直面しなければならない課題は、次の3つだろうか。 ★英国がEUに支払うべきとされる「手切れ金」の金額の交渉 (通称 'divorce bill'と呼ばれる負担金で、 推定 600億ユーロ=510億ポンド= 7兆2000億円になるという) ★英国内のEU加盟国市民とEU域内の英国市民の権限 (現在英国内に居住するEU市民は約300万人、 EU域内に居住する英国民は約100万人) ★そして、果たして離脱交渉と並行して 英国とEUの自由貿易協定(FTA)を交渉できるのかどうかというだ。 行きつく先のまったくわからない荒海に向かって、 泥舟を漕ぎ出してしまった英国である。 東洋の片隅のちっぽけな島国から、 欧州の片隅のこれまたちっぽけな島国に流れ着いて、 「ここから引き返すことはできない歴史的な瞬間」に 立ち会うことになろうとは、夢にも思わなかったが、 実際にその泥舟に乗り合わせることになるとはねぇ。。。 棺桶に片足を突っ込んでいる身としては、 成り行きを見届けることはできないだろうが、 ポピュリズムと右傾化が進む世界の中で、 相も変わらずぬるま湯につかっている日本にいては知る由もない 大きなうねりの真っただ中にいることを 今日改めてひしひしと感じている。 ■
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by lapisland
| 2017-03-30 10:41
| 番外編
イギリスでガーデンコンポストを作り始めて20年近くになる。 「ガーデンコンポスト」と言うのは、 ガーデンセンターなどで売られている培養土のことを「コンポスト」と呼ぶので、 自家製コンポストを区別して言う時には、 頭に「ガーデン」をくっつけるだけのことで、 普段は単に「コンポスト」と呼んでいる。 日本では庭事情もあって、まだ自分でコンポストを作る人は数が知れているだろう。 よほどのオーガニックガーデニング教信者でもない限り、 なんだか面倒で難しそうだし、 なんだかいやな臭いがしそうだし・・・ね。 実は、私も昔はそう思っていたんだよね。 大の植物好きで、物心ついたころからずっとガーデニングをやっていたにもかかわらず、父が庭の隅で堆肥や腐葉土を作っているのを見て、 「おとうさん、やめてよ~。庭の隅に汚いごみなんか積み上げるのは~~!」 なんて文句をつけていたのだから、 いやはや、大馬鹿者でござりました。 ごみどころか、ガーデナーにとっては宝の山だと言うのに!!! 花を咲かせることばかりに気をとられて、 土の大切さに気づいていなかったと言うわけだ。 手間がかかって面倒だろうなと思っていたコンポスト作りだが、 実際に作ってみると、いたって簡単! きちんと作れば悪臭などまったくしない。 出来上がったものは、しめった森の中のようないい香りがする。 今では庭作りにとっては欠かせない必需品になっている。 ガーデニングをやっていて、 コンポストを作っていない人はモグリだとさえ思っている。 生ごみが減って、庭や菜園のtidy upができて、しかも植物のためになる。 一石三鳥のコンポスト、ぜひぜひもっと多くの人たちに作ってもらいたいものである。 エコロジストを気取るのは嫌だけれど、 ちょっと大袈裟に言うと、自然のものを自然に帰すということにもなる。 イギリスのここ10年ほどのスローガンである [Reduce, Reuse, Recycle] そのものなのである。 ガーデンコンポスト(以下コンポスト)には、 「ホット」と「コールド」の2種類がある。 「ホット」の方は、肉類や調理した食物、牛糞など何でも入れるやり方だが、 うっかりすると失敗が多いので、悪臭がするのはこのやり方というわけだ。 日本の堆肥は、こちらに入るだろう。 「コールド」の方は、植物性のものだけで作るやり方で、 私の作っているコンポストは、「コールド」の方になる。 初心者にも失敗が少ないし、 狭い庭には悪臭のしない「コールド」の方が向いていると思う。 ただし、何でも入れる「ホット」ほど温度が上がらない(約55℃)ので、 コンポスト材料に少し気を付ける必要がある。 元々、相方は自己流でコンポスト作りをしていたのであるが、 私自身がきちんとしたコンポストの作り方を学んだのは、 C&GとRHSのガーデニングのコースを取ってからだ。 その後、復習の意味も兼ねて、 ロンドンにあるPhysic Gardenでのコンポストワークショップにも参加してみた。 そして、この20年間自分たちでもあれこれ工夫を重ねながら、 作り続けている。 (幸いなことに、私が内心「庭の最大の害虫」と呼んでいる相方が、 コンポスト作りにはなかなか熱心で、 彼自身もいろいろと工夫を重ねてくれるので、大助かりである。 というのも、年々体に支障の出てきている私には コンポストの切り返しが無理になってしまったので。) ![]() さて、作り方であるが、 一番簡単なのは、ガーデンセンターで売られているポリ製の コンポスト容器(こちらでは Compost binとか Composterと呼ぶ)を 買ってきて、庭の隅に置くだけ。(日陰または半日陰の場所を選ぶ) コンクリートや石の上ではなく、必ず土の上に置くようにする。 でないと、ミミズ君やバクテリア君たちが下から上がって来られないからね。 (イギリスでは、カウンシルがコンポスト作りを奨励しているので、 問い合わせると、容器を安く購入することができる。 日本でも、購入助成金を出している市町村があるので、 問い合わせるとよいだろう。) 市販の木製のものもいろいろ出回っている。 DIYの得意な人は、すのこのように隙間のある四角い木製の囲みを作って そこに入れて行く。 (こちらでは、使用済みの「パネル」と呼ばれるものが 工事現場などに捨てられていることが多いので、許可を得てからもらって来て、4枚のパネルを組み合わせると出来上がり。) できれば、1mx1mのコンポストボックスが2個あると切り替えしが簡単で、 でき上がったものと熟成中のものを分けておくことができるが、 狭い庭で、1個しか置く場所が取れない場合も、 切り返しさえうまくできればいいコンポストができる。 ![]() (菜園で使うコンポストボックスはこんな簡単なDIYものがほとんど) ![]() (前面の板がスライドできるようになっているものが便利ではあるが、 切り返しを考えると、初めから前面を省略して3面だけのものも使い易い) あとは、芝生の刈ったのやら、摘み取った花がらやら、剪定した小枝やらを、 どんどん入れていくだけである。 もちろん、台所の野菜くずや、果物の皮や芯もね! 卵の紙ケースやシュレッダーにかけた紙、 ちぎって細かくしたダンボールなどもOKだ。 一種類のものをたくさん入れないで、いろんなものがミックスするように 入れていくようにする。 ★ミックスの割合は、 グリーン 50% ブラウン 50% になるようにする。 グリーン:刈り取った草、花や野菜の葉っぱ、台所から出た野菜屑や ティーバッグ、コーヒー粕など、 ブラウン:木の枝、落ち葉、ワラ、おが屑、紙や段ボールなど (C:Nで量るパーセンテージの出し方もあるが、 ビギナーにはグリーン:ブラウンの方がわかりやすいと思う) C (carbon-rich material) N (nitrogen rich material) 💀💀💀入れてはいけないもの (「コールド」の場合は、入れてはいけないものに注意する) @調理した食品 @ジャガイモ (家庭で作るコンポストではそれほど高温にならないので、 芽を吹く可能性があるため、剥いた皮も入れないこと! 疫病の恐れがあるので、私はジャガイモやトマトは収穫後のプランツも 入れないようにしている) @レモンやグレープフルーツなど酸性のきつい柑橘類など (ミミズは酸性のきついものを嫌うので、いいお仕事をしてくれません) @魚肉類 (悪臭の原因になる) @乳製品や卵(悪臭の原因になる) @油分の多いもの(油のしみこんだ紙、ラード、オイルなど) @多年草の雑草 (葉や茎はいいが、タネや根は入れないように! ジャガイモと同じく芽を出す可能性あり) @硬い木の葉や太い枝(シュレッダーにかける場合はOK) @病気にかかったプランツ、除草剤や殺虫剤などのかかったプランツ @紙おむつ @表面加工のしてある紙やどぎつい色のカラーグラビアなど @動物や鳥の糞 @ペットの糞 (病原菌が含まれている可能性大) @暖炉で燃やした薪の灰はよいが、 石炭やコークスの灰は絶対に入れないように! ☆ポリ容器の場合は、適当に水をかけるのを忘れないようにする。 木製のコンポストボックスの場合は蓋がないものが多いので、 雨の多いイギリスではあまり気にしなくてもいいが、 乾燥する時期には水遣りの時に一緒にコンポストにも水をかけるようにする。 ☆時々、ガーデンフォークで上下を入れ替える 量が多くなってくると、ちょっと力仕事になるので腰痛持ちの人などは、 気をつけてやること! (上下を入れ替えて、空気が循環するようにしてやると均等に早く熟成する) *冬場の切り返しは、コンポストの中で小動物が冬眠している可能性があるので 注意する ☆木製のコンポストボックスの場合も、蓋をする方が温度が上がり熟成を早める また、水分が多過ぎて悪臭が出るのを防ぐことができる *蓋代わりに古毛布を掛ける場合は、ウールのものを使う ☆熟成期間は3~18ヶ月ほどだが、 activator(促進剤)を加えると、3ヶ月ほどで出来上がる。 うちでは半年寝かせて、春と秋に取り出して土に混ぜ込んだり、 マルチングに使ったりしている。 プランツの定植や植え替え時にも、 掘った穴にコンポストを入れると水保ちがよくなる ☆オーガニックの促進剤はガーデンセンターなどで購入できるが、 コンフリーやイラクサを刈り取って加えるといい促進剤になる (市販のものも原材料はコンフリーのことが多い) *日本の場合は、油粕や米ぬかなどがその働きをする *英国式正統派の言い分では、おしっこをかけるのが一番よく効くということだが。。。まだ試したことはない ☆台所の生ゴミは、小さいキャディを用意して数日分溜まったところで コンポストボックスに移すとよい (水っぽいと臭いが出て来るので、私は底に紙を敷き、 適当に紙類を混ぜながら入れるようにしている) また、台所の生ゴミをコンポストボックスに移したあとは、 匂いを防ぐために刈り取ったプランツや枝、紙などでカバーしておくとよい ☆フルーツをたくさん入れた時には、 少し土を被せるとコバエが湧くのや匂いが出るのを防ぐことができる ☆紙を入れる時は、クシャッと丸めて入れる方が、 隙間ができて空気を含むのでよい (シュレッダーにかけた紙を一度にたくさん入れると 層になって固まってしまうので、注意する) ☆刈り取った芝生や草は、塊にならないように他の材料と混ぜて加える (一度に大量を入れると悪臭を放ち、スライミーになるので注意) ☆ワラを加える場合は、必ず除草剤や殺虫剤が使われていないことを確かめること ☆冬に低温になる地域では、 コンポスターやボックスの周りをバブルペーパーなどで包んでやるとよい ☆落ち葉は別に集めて腐葉土を作るようにするとよい (シュレッダーにかけたものは、大量でなければコンポストに混ぜてOK) *コニファーなどの針葉樹の葉は別に集めて腐葉土にしたり、 酸性土の好きな植物のマルチングに使う ☆マンション住まいだから無理だと思っている人も、 ベランダで使える小さいコンポスト容器も売られているので、 考慮に入れるとよいだろう ☆庭や菜園が水の流れの近くにある場合は、 水を汚染しないようにコンポストをできるだけ離れた場所に設置したり、 大量に作ったりしないように気を付ける ★★追記事項は順次書き加えていくつもりでいる
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by lapisland
| 2017-02-25 05:18
| Compost ・土作り
☆2月9日 くもり+damp 2℃/1℃ 1月の中旬頃から、レタスやコージェットが値上がりしているとのニュースが 流れていたが、2月に入ってからはレタス、コージェットだけでなく、 キュウリやトマト、ホウレンソウ、ナス、パプリカなど、 殆どの野菜(+果物)が値上がりだけでなく、品不足とのニュースに変わり、 テレビの画面には、スーパーマーケットの空っぽの棚が映し出されている。 店によっては野菜の 'ration' を始めているそうだ。 rationというのは、元々は戦中戦後の配給制のことを指すことが多いのだが、 今回のこの言葉は、一人頭の購買数の限定を言う。 レタスは3個までということだが、普通一度に3個もレタスを買う人はいないので、 この設定は、カフェやレストランなどの買い占めから一般人を守るための処置だと 思われる。 野菜不足・高騰の原因は、ヨーロッパを襲った大寒波のせいである。 スペインやイタリアの悪天候(洪水+寒波+日照時間の不足)が、 英国のみならず北ヨーロッパに影響を与えている。 その中でも、スペイン南東部のMurciaは、 冬期はヨーロッパの野菜の80%を産する地方であるが、 その耕作地の70%が被害を受けたということだ。 ![]() クリスマス前には過去30年間で最も多い雨量を記録して、 畑のみならずレモンやオリーブの木もどっぷり水に浸かっている情景が映っていた。 (スペインの10月以降の雨量は過去75年間における最高記録だったという) 大雨・洪水に引き続いて、今年に入ってからの大寒波で、 水が引く間もないうちに降り積もった大雪や霜などで、 生産地は悲劇的な状況に陥っているとのことだ。 イタリアも寒波のために輸出どころか輸入するような状況だという。 英国は他のどの国よりも多くの野菜や果物をスペインからの輸入に頼っている。 例えば、英国の野菜の25以上%がスペインからのものだということだし、 キャベツ、カリフラワー、レタスに至ってはその60%以上を依存している。 (International Trade Centreのデータから 2015年。 野菜の国別総輸入量の次いで多いのが、オランダからの約23%。) スーパーマーケットなどでは、急いで米国からの輸入を増やしているようで、 野菜についているラベルにUSAというのが増えてきているように思う。 自国生産はどうなっているのかというと、 低温かつ日照時間の少ないことや冬の間中降り続く雨のせいで、 この国で冬に栽培できる野菜など本当に限られている。 野菜の生産地の多くは雪の多い地方であったり、 毎冬のように洪水に襲われる地方であったり。 EUからの輸入が無くなれば、それこそ一昔前のように囲いのジャガイモや ニンジン、クタクタに煮なければ食べられないような固い冬キャベツ、 あとはスィードくらいしか口に入らなくなる。 もちろんハウス栽培はできるが、光熱費や人件費を考えると、 天候に恵まれているスペインから輸入する方がずっと安上がりになるのだろう。 そんなわけで、英国は野菜の約50%、果物の90%を輸入に頼っている状態だ。 私自身はできる限りこの国で生産された野菜を買い、 季節外れの野菜は食べないようにしているから、 冬場にレタスやコージェット、トマトやナスなどを食べることはまずないし、 果物も熱帯地方で産するものは一切口にしない。 (これはまあ、体を冷やす食物を摂取すると余計に痛みが増すだろうと察する ためであるが。) 原則はそうではあるが・・・この国で自分で菜園をやってみると、 なんと栽培できる期間が短いか、栽培できる野菜果物が少ないかに気づくことに なる。 春はいつまでも気温が上がらず、外に直播できるようになるのは5月中旬以降。 多くの夏野菜は6月以降である。 桃やアプリコットなどは大金持ちの高い壁に囲まれた庭で かろうじて貧相な実が成っているが、とても商品になるようなものではないし、 柑橘類は外では育たない。 レモンは植木鉢で育て、秋になると室内に取り込み、 トマトは日照不足でいつまでも色づかず、9月に入るとあきらめて窓辺で追熟する。 8月中旬には雨の季節が戻って来るので、9月になると畑終いを始める。 それが現実なので、EU内からの輸入は良しとしなければ、 口にできる野菜や果物はなくなってしまう。 Brexitにより、この3月には離脱の手続きが始まる。 そうなると、EUから今までのような安い価格で野菜や果物が入って来るかどうかはわからない。 EUのシングルマーケットからも抜けざるを得なくなる可能性が高いから、 EU各国との2国間の取引交渉が終わるまでは、生鮮野菜果物の高値は覚悟をしないといけないだろう。 ブッシュのスピッツだったブレアのように、メイもトランプにすり寄るしかない だろうから、米国からの輸入食品が増えるのは間違いないと思う。 EU内の野菜果物の場合は仮にオーガニックでなくても、 厳しい法律があるので、かなり安全性が高いと思えるが、 米国の生産物に関しては何の保証もない。 国外には平気で毒入り食品を売りつける国であることは、 日本人なら誰でも知っているはずだ。 菜食主義ではないけれど、野菜の摂取量が非常に多い我が家としては、 スペインの寒波から、いろんなことをあれこれと思い煩う日々である。 [追記] 新聞のヘッドラインに'Courgettecrisis'という言葉が並び、 なぜ冬にコージェット(ズッキーニ)が問題になっているのかというと、 昨年から「コージェットスパゲティー」というのが流行しているのである。 次々と流行り廃りを繰り返すダイエット法の中で、 このところ主流になっているパンやパスタなどの炭水化物を全く食べない 「clean eating」の影響ではないかと思われるのだが・・・。 (確かその前は、肉だけを食べるというのが流行ったような気もする) コージェットをスパゲティのように細長く切って、 それをサラダに使ったりパスタソースで和えて食べるというもので、 コージェットをスパゲティー状に切るための器具もよく売れているらしい。 流行と言えば猫も杓子もすぐに飛びつき、すぐに飽きてしまうイギリス人であるから、 流行が過ぎれば、誰も冬場に高いコージェットを買おうとはしなくなると思うんだけれどもねぇ。。。 ![]() (画像は、野菜の卸市場でコージェットを買い付けたあと、 ガードマンを守りにつけた人の投稿写真。bbc.co.ukのサイトから)
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by lapisland
| 2017-02-09 20:46
| 英国食事情
1月27日 Frost+曇り 5℃/-1℃ 全豪オープン男子シングルスの準決勝ナダルVSディミトロフの試合は 若い人たちのように「すご~い!」という言葉以外には、 もう何の言葉も出てこないほどの凄い試合になった。 (おまけにEurosportsはコメンテイターがマッケンローと来てるんだから、 これ以上は望めない。) 4時間56分 (6-3、5-7、7-6、6-7 、6-4)の まさに死闘の連続の末にナダルが勝ったが、今日のディミトロフは最高の出来で、 これはもうどちらが勝ってもいいと思えるような攻防戦の連続だった。 でも、本当のところは第5セットまで行く頃には、昔からの大のナダルファンとしては、なんとか彼に勝ち残ってほしいと思うのが本音だったのだけれどもね。 初めから終いまで興奮に次ぐ興奮の連続で、手に汗握るとはまさにこの試合のことだ。 そして、この大会の前半には想像もできなかった、 まさかのフェデラーVSナダルの決勝戦が現実のものになった。 二人とも怪我や手術を乗り越えて、よくここまで来たものだと思う。 1月29日 雨降ったり止んだり 8℃/3℃ ![]() (Tennis Magazineのサイトから拝借) ナダルVSディミトロフの準決勝戦ほどの興奮はなかったけれど、 フェデラーが最盛期の頃のような素晴らしさで、 準決勝の疲れが取れなかったかなと思えるナダルを 6-4、3-6、6-1、3-6、6-3(3時間38分)で破り、 グランドスラム18度目の優勝を勝ち取った。 ラファに優勝してもらいたかったのが本音ではあるが、 まだ彼にはフレンチオープン優勝の可能性があると思いたいから、 ここは年上のロジャーに勝ちを譲ることにしようか。なあんてね。 試合後のセレモニーの時の二人のスピーチは、 和気あいあいとジョークを交えてお互いを讃え合ったが、 「テニスは引き分けがないタフなスポーツだ。 でも、もし引き分けがあるなら、 僕は今夜よろこんでそれをラファと分け合っただろう」 というフェデラーの言葉が、この対戦の意味するものをよく表していると思う。 ![]() (2004年のマイアミマスターズで、初めてナダルがフェデラーに勝った時の 懐かしい画像。ナダルは17歳だった。) 女子の決勝はウィリアムス姉妹の対戦となり、セリーナが優勝。 それにしても、この大会の決勝はビーナス36歳、セリーナ 35歳、 フェデラー35歳、ナダル30歳と、全員が30代の、 テニス界ではもう引退年齢のベテラン4人の戦いになるという番狂わせ (特に男子はね)の組み合わせになって、 オーストラリアンオープンの開放的な雰囲気にぴったりのものとなった。 金まみれ、薬まみれのプロスポーツ界ではあるが、 たまにはこれぞスポーツの醍醐味と思われる瞬間の一続きがまだ存在する ということは、スポーツをすることができなくなった身にとっては、 この上なくうれしいことである。 そして、今週末にはいよいよ6Nationsが始まるぞ~♪ ■
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by lapisland
| 2017-01-30 14:01
1月18日 Frost+晴れ! 3℃/-1℃ 本好きの人であれば、W一考の名を知らない人はいないだろう。 彼の名を知らない読書家または愛書家なんてのは、モグリだと言ってもいいくらいだ。 私ももちろん本好きの端くれとして、彼の名前は随分昔から知っている。 コーべブックスの編集者としての本作りや、 南柯書局を設立し、渋く美しい装丁の限定本を制作していた頃のことなども。 彼の本を実際に手に取ってみたこともある。 ところが、つい最近になって、 若かりし頃 と言うよりはもっと幼い十代の中ごろに、 実は私と彼は一夜ならず幾晩も夜を共にしていたと言うことに気づき、 なんとも奇妙な思いにとらわれている。 阪神大震災の後のことだと思うが、 彼W一考は神戸を後にして、東京で『ですぺら』というシングルモルトのバーを開いている。 そして、その店は文学者たちの隠れ家的な存在であったらしい。 ひょんなことから、つい最近になって、その店の掲示板があることを知ったが、 私がそれを見つけた時、彼は余命三年の病を持つ身になっていて、 店をたたんで故郷に帰る直前であった。 文だけで成り立っていると思われる掲示板のその最後のページには、 店仕舞い中のバーのカウンターに立つ彼の小さい写真が載せられていた。 白髪の初老の人物の顔をなんとなく眺めていたのだが、 突如として、時計の針が逆戻りして思い当たったのである。 十代の中頃に、私と彼は一夜を共にどころか、幾晩も共にしたことがあることを。 老い病んではいても、彼の眼はいまだに数十年前と同じ光りを放っていたからだ そのころ、三宮で遊んで終電がなくなったりすると、 私はよくロクさんという画家の家に泊まっていた。 彼はそれまで私の親しんできたのとは全く違う文学やアートの世界を私に教えてくれた人であった。 彼の家は確か御影にあったと思う。 玄関を入って、左手の南側にアトリエがあって、いつも何人かがたむろしていた。 絵描きや物書きの端くれや卵たちだったろうと思う。 噂では、ロクさんのアトリエでは夜な夜な乱交パーティーが開かれているということであったが、私が泊まった時には残念ながらそういうことを一度も目にしたことがない。 その頃私はそういう人たちの中では一番幼くて、何しろ横になるとすぐに夢の世界に突入していたから知らなかっただけなのかもしれないが。 そして、私の他にもう一人幼いのがいるのに気づいていた。 その坊主頭の少年は、いつもひとり隅っこでロクさんの所蔵する本や画集に見入っていたように思う。 その少年の目が、数十年の月日を経て出会った、余命幾許かのW一考の目そのものだったのである。 私がそうだったように、 おそらく彼には私の存在の記憶などひとかけらも残っていないことだろう。 しかし、数十年ののちに奇妙な結び目を見つけてしまった私は、 彼の余命を見届ける義務があるように勝手に思っている。 店仕舞いをして神戸(もしくは明石か)に戻った彼は、 しばらくのブランクの後、掲示板を再開している。 で、彼がまだ生きているかいなと時々ブログ(今時珍しくなったオープン掲示板を使用している)を覗きに出かける。 臓器移植後の症状の詳細や薬の話、食い物の話、バイクや車の話など、 淡々とした日常が描かれている文を読みながら、 彼がまだ生きているのを確認して、なぜかほっとする。 しかも面白いのが、彼の記述に出てくる店や場所の殆どが私の知っている場所と言うか、日本に帰れば、同じ日に同じ場所ですれ違っている可能性が大きいということ。 ここまでメモを書いてから数カ月になる。 日本滞在中や英国に戻ってからの体調の悪化で、 彼の掲示板も昨年の夏以来覗いていなかったのだが、 (その頃には確か二輪で北海道を旅するつもりで体調を整えているようなことが 書かれていて、その体で大丈夫なのかしらと思いながら読んだ記憶があるのだけれど。) かなり前に書いた上のメモをみつけて読み直したことから、 急に彼のその後が気になって、 余命3年というのを読んでからすでに1年以上は経っているだろうと思うので、 もしかしたら、もう瀕死の状態にあるか、 それともすでにこの世の人ではないかもしれない。 そう思いながら、久しぶりに掲示板を開けてみたら・・・。 調理器具がどうの、看板がどうの、店内改装がどうのこうの・・って。。。 いったいどうなってるの? 急いで繰り下がって書き込みを読んで行くと、 どういういきさつでそうなったのかはよくわからないのだが、 とにかく、今月20日に新しく『ですぺら』の店を開店することになるらしい。 20日って、この金曜日だよ~。 (しかもその過程で賃貸契約を交わした相手がムショ行きになったり、 開店予定の店が地元ヤクザの本拠地みたいなビルの中にあることがわかったり、 実に面白いことになっている。オークションで売り飛ばしたシングルモルトの代金が開店資金というのもね。) 店を開けるほどに、奇跡的に症状が回復したのかしらと思ってもみたが、 そんな奇跡は起こらなかったようだ。 免疫抑制剤による副作用は相変わらずきついようだし、病院通いも続いている。 死を待ちながらDesperateではなく、期限付きの生を生きるための『ですぺら』新開店。 きっと美味い酒と旨い料理をリーズナブルな値段で提供するいい店になることだろう。 そして、素敵な会話が何よりの肴になる店になるに違いない。 ■
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by lapisland
| 2017-01-18 05:34
![]() ![]() ![]() 1月5日 Frost+晴れ 3℃/-3℃ 新年恒例のテムズ川の花火。 Brexitの先行き不安な情勢に、 大英帝国のなれの果ての健在さを強調し、 世界に虚勢を張るためか、 今年は例年にも増して派手な打ち上げ花火になった。 しかし、華やかな花火の画面下のBreaking Newsのテロップには、 トルコのナイトクラブ襲撃の文字が流れていて、 今年もテロで明け暮れる世界がすでに始まっていることを知らせる。 ますます先の見えない破壊と滅亡への道をまっしぐらに突き進む人類を思う。 そして、イングランドの新年は降りしきる雨で明けた。 年末に京都の雑煮大根に似た細い大根を手に入れたので、 元旦の日はなんとか白みそのお雑煮を作って祝った。 欧州の辺境のちっぽけな島国の、 その片隅に住む日本人のなんとささやかなめでたさよ。 そのあと、花友Hさんがお正月に間に合うようにと送ってくれた
干支のお菓子を開けて、お福茶と共に頂く。 懐かしい永楽屋の落雁♪ 栗も入っていて、こっくりした甘さが、つかのまの幸せを感じさせてくれる。 うれしいお年賀になりました。 ■
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by lapisland
| 2017-01-05 22:07
9月16日 夜中嵐(大雨+雷) 雨のち曇り 15℃/15℃ いやはやまったくなんていう天気なんだ! 9月になってからも短い熱波が繰り返しやって来る今年の夏であるが、 3日前はケントで34.4℃を記録。 ヒースローやうちの周辺でも33℃まで上がった。 そのあとも暑い日が続いていたが、 昨日は午後からいきなりのヒョウかと思うような大粒の土砂降りの雨と雷。 夜中は一睡もできないくらいの大雨と雷鳴+稲光の連続で朝を迎えた。 うちの辺りは免れたが、あちこちで土砂崩れや浸水、落雷などの被害があったようだ。 今日は午後から雨は止んだけれど、いきなり気温が下がって、 昼間でも15℃しか上がらない。 気温の変化の激しいのには慣れっこになっているとは言え、 この夏は1日で20℃以上の差っていうのが何回も繰り返されたのだから、 持病持ちの体にはきつくてついていけないよ。 ところで、話はミョウガのこと。 一昨年、知人からもらったミョウガが少しずつ増えてきている。 体調悪く昨年から何もできないでいるので、 どこに定植しようか思案したまま2年が過ぎて、 いまだにありあわせのプラ鉢に植えたままだ。 この春は6本芽を出して、 そのうち2本はS&Sに根元から齧られてお陀仏になったが、 夏前になってからもう2本芽が出てぐんぐん伸びていたのに、嵐で折れてしまって、 結局残っているのは4本だけ。 ![]() 9月になってからちっちゃいミョウガがいくつか出ているのに気が付いて、 急いで収穫して早速試食。 う~ん、久しぶりのミョウガの香りと味だ♪ 昨日気が付いたら、白いミョウガの花が咲き始めている。 ![]() 来年の春には、きっと大きな鉢に植え替えてあげるからね。 (地植えにする方がいいのはわかっているけれど、 アロットメントは今のところどうなるかわからないし、 庭は狭いので、放置するわけにはいかないものねぇ。 いよいよ庭仕事ができなくなったら庭に放して、ミョウガ林にでもして、 たらふく食って馬鹿になるか~。 ・・・って、これ以上馬鹿になってどうするのよ。) ■
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by lapisland
| 2016-09-16 21:53
| Miscellaneous
9月9日 晴れたり曇ったり午後一時雨+windy 21℃/16℃ 昨年はかなりの数を間引きしても大豊作で、 「リンゴ2箱+リンゴジュース28本+鳥やリスに残すリンゴもいっぱい」の 収穫があったが、 今年は不作の年に当たり、花付きも悪く数十個のリンゴしか実らなかったのが、 夏の間の嵐でそのほとんどが落ちてしまい、 9月になってから木の残っているのはほんの7~8個だけという状態だ。 間引きをすることによって、隔年生りを防ぐことができるのではないかと、 昨年はかなりの数を間引いたのだけれど、 元々隔年生りの性質を持っているのはどうしようもないことのようだ。 今年が当たり年だったら、暑い夏が続いたので、 甘くていいリンゴができたんだけれどねぇ。。。 来年に期待することにして、8月初めに夏剪定を終えた。 また来年よろしくね。 ということで、これは9月にかろうじていくつか残っている中の 一番大きなリンゴ。 ■
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by lapisland
| 2016-09-09 22:55
| Fruit & Soft fruit
8月25日 曇り時々晴れ時々雨 24℃/18℃ 朝早くから、久しぶりにロビンの美しい歌声が庭に響いている。 ここ3日ほど、どこからかロビンの出す鋭い警戒音が何度も聞こえていたので、 戻って来たのかしら?それにしても早いなぁ・・・と、思っていたのだけど・・・。 やはりロビンだったのだ。 透き通るさえずりが空を突き抜けて聞こえてくるけれど、 まだ姿は見せない。 でも、帰って来たのは確かなようだ。 昨年は確か8月に入ってからも数回目の子育てに励んでいたロビンたちだったが、 今年は6月の長雨に巣が流されて危機感を覚えたのか、 7月に入って天気が良くなると大慌てで子育てを終えて、 8月初めにはすでに産児休暇を取って、避暑に出かけてしまっていた。 (姿を消すのは毎年のことではあるのだけれど、 いったいどこへ行ってしまうのだろう。。。) 例年ならば、帰還は9月中旬以降なのだけれど、 どういうわけか早めにホリデーを切り上げて帰って来たようだ。 先の見えない天候に、本能的に今年は産卵を控えたため、 子育てによる親の疲れもそれほどでもなく、 短い休暇で十分に英気を養ったのではないかしらというのが、 私の勝手な想像である。 ![]() 毎年のこととは言え、庭から鳥たちの姿や声が消えてしまうのは、 庭に出てもどこかもの足りなく、心寂しいものだ。 庭の大切な要素はいくつもあるだろう。 樹木や灌木の重なり合うさまざまなシェードの緑の色、 さまざまな形や色の花たちとその香り、 そしてそれに群がる蜂や蝶や虫たち。 でも、私にとっては鳥たちのさえずりの聞こえない庭というのは、 どこか調和の欠けたただの空間のように思える。 鳥の姿やさえずりの代わりに遠くから聞こえてくるのは、 夏休みを謳歌する子供たちの騒がしい声だけだ。 その子供たちももうすぐ学校が始まり、 庭には静けさが戻って来て、聞こえてくるのは鳥たちの合唱だけになる。 ロビンを筆頭に、他の鳥たちも次々と帰って来てくれることだろう。 鳥たちのさえずりはテリトリーを主張するためのものと、 知識で知ってはいても、 美しい歌声にロマンティックな思いを重ねてしまうのは、 ニンゲン側のこれまた勝手な想像にしか過ぎないのだけれどね。 [追記] これを書いた次の日、庭に出ていると頭の真上から聞こえてくるさえずりに 見上げると、白樺の高い枝にロビンの姿を見つけた。 おかえり~、ロビン君。 まだ胸の色はそれほど色濃くはないけれど、
冬が近づく頃には真っ赤に燃え上がっていることだろう。 ■
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by lapisland
| 2016-08-25 23:50
| 畑の周りのWildlife
昨年は8月に入ってもまだ子育てをしている鳥たちがいたが、 今年はあまりにも変わり易い天候のせいなのか、 殆どの鳥が大急ぎで7月中に子育てを終えて、ホリデーに出かけてしまったようだ。 庭にやって来るのはブラックバードやチャフィンチ、ハウススパローなどだけに なっているので、先月までのように餌やりに忙しくはないが、 残っている鳥たちのためにも餌を切らさないようにしよう。 (首相官邸ダウニングストリートNo.10の前を悠々と通り抜ける ロンドン住民のキツネ君。 画像はAFPから拝借) ◎鳥やカエルやハチ、テントウムシなどいろんな生物が 庭や菜園に来てくれるように、餌や巣の工夫をしてみよう。 夏休みは子供たちと一緒にトライできるいい機会になる♪ ◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする ◎鳥の餌は冬場だけと思っている方もいるでしょうが、 夏場もWrenのように子育てを続けている鳥もいるので、 餌の補給を忘れないように! (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など) *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる *鳥の種類によって好物が違うので、 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、 地面に置くバードフィーダーも忘れないように! ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように! *餌の残りや糞などを取り除いてから、 オーガニックのクリーナをスプレーしたあとブラシで擦り、 そのあと水で洗い流してから乾燥させる *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多いので、 気を付ける *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!! ◎水の補給も忘れずに! 鳥を庭に呼びたいなら、 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること! 常にバードバスや水飲み場をきれいにして、毎日新しい水に取り替える ◎芝生を刈り過ぎないようにする *少し長めに残しておくと、小さい虫たちの隠れ場所になる 刈らずに種を付けるまで放っておくと、鳥たちの餌になる 要するに英国人の好きなきれいに刈り込んだ芝生は、 wildlife friendlyではないということになる ◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを 選んで植えるようにする ◎花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする *派手な園芸種の八重の花を避け、 一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい ◎バラのローズヒップを残しておく ◎夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する ◎庭に池のある場合は、必ずカエルやnewtの出入りできる場所を作っておく ◎トンボのためには背の高いマージナルプランツを、 孵ったばかりのカエルやニュートのためには背の低いプランツを植える ◎blanketweed や duckweedを引き上げたあと、 すぐに片づけないで半日ほど池の周りに置いたままにしておく (付いて来た虫などが池に戻る時間を与えるため) ◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう! ■
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by lapisland
| 2016-08-04 22:00
| 今月のWildlife
畑仕事休業中に忘れてしまわないための覚書。 ◎果樹や野菜の水遣りを欠かさないようにする 特に、 ・レタスやほうれん草などの葉物野菜、トマトやコージェット、マロウなど ・サヤがふくらみ始めたマメ類 *ポテトの収穫量を上げるには、水遣りをしっかりすること! *水遣りをすることによって、powdery mildew(ウドンコ病)も防げる ◎果実や野菜の収穫は適期に! *たまねぎやガーリック、シャーロット(エシャロット)の葉が枯れたら収穫する (フォークで掘り上げて数日間日に当てて乾かしてから保存する) *豆類やコージェット(ズッキーニ)は、数日毎に収穫する きちんと適期に収穫しないと花を付けるのをやめてしまうので、 コンスタントに収穫をする *雨が続くようなら、second early potato の収穫をする (ナメクジの被害を防ぐため) *ビートルート(ビーツ)がテニスボールくらいになれば半分を収穫をして、 残りがよく育つようにしてやる 残りの方は、クリケットボールくらいになったら収穫する *トウモロコシを適切な時に収穫する (絹糸が黒褐色になったら、外皮を少しめくって爪で押してみて 乳汁が出たら収穫してよい。透き通った汁ならもう少し待つ) *ブルーベリーの収穫を始める ・一度に熟さないので、気をつけてチェックする ・イギリスの場合は、水遣りはできるだけ水道水を避けるようにする (カルシウムが蓄積するのを避けるため) できれば溜めておいた雨水をやる ◎トマトが適切な高さに到達したら、花房の上の葉を2-3枚残してから摘み取る (イギリス式のやり方は、4~5段目の房の上で切る) ◎クライミングビーンが支柱の天辺まで達したら、ピンチングをして止める ◎マーロウ(ウリ)の下に煉瓦などを置いて、土につかないようにする ◎トマトやピーマンに追肥を与える (週に1度potash カリ分の多い肥料を与える) ◎薹立ちしたレタスやビートルートを引き抜いて、コンポストへ *薹立ちを防ぐために、花茎が伸び始めたらすぐに切り取る (チャード、リーフビート、ロケットなど) ◎ハーブを収穫し、冷凍保存やドライにする *セージやタイムなどの剪定も今の時期に ◎大株になったチャイブの株分けをする ◎引き続きサラダ用のレタスやラデッシュなどの種まきをする (landcressや corn saladを蒔いておけば、冬にも収穫できる) ◎今月、種まきできるもの 白菜、春キャベツ、ターニップ、ラジッチョ、コールラビ、 ミズナ、ミブナ、パクチョイ、ターツァイ、ほうれんそう、 コリアンダー、チャービル、ケール、スプリングオニオン、 チコリー、エンダイブ、タマネギ(Senshyu)など ◎収穫した後の空いている場所にグリーンマニュア(緑肥)の種を蒔く (雑草の生えるのも防ぐことができる) green manure mix、winter tares、redclover、 mustard、Italian ryegrass など ◎秋植えのタマネギやシャロットの子球や、ガーリックの注文をする (9~10月に植えつける) ◎クリスマス用のポテトの植え付け (大きなポット、グリーンハウス、ポリトンネルを使用。 ポット植えのものは秋にグリーンハウスなどに移動して、 霜に備えてフリースを掛けておく) *残念ながら、イギリスでは戸外での栽培はできない *適する品種のタネイモはメールオーダー またはオンラインショップで購入できる ◎リンゴやペアの夏剪定をする (8月上旬までに終える) *今年伸びた新枝のみを切ること (20センチ以上の新枝は、元枝から葉っぱ3~5枚上の所で切る) ◎チェリーやプラムの収穫後、9月末まで剪定を続ける *silver leaf diseaseを防ぐために必要! ◎プラムに実が付きすぎている時は、 枝が折れるのを防ぐために間引きをする *brown rotが広がるのを防ぐためにも、 込み合っているところは間引いて、空気がよく通るようにする ◎早生のリンゴ ('Discovery' 'Beauty of Bath' 'Redsleeves' 'Scrumptious'など)の収穫を始める *長期保存はできないので、早く食べ切ってしまう ◎引き続き、リンゴの木にpheromone trap をぶら下げる (8月まで) *リンゴにつく蛾をコントロールするため ◎ブドウに日がよく当たるように、茂った葉を剪定する ◎収穫の終わったラズベリーは、根元から剪定する (summer-fruiting raspberries) *今年の新枝は、水平に張ったワイアーに結わえる ◎ブラックカラントの古い枝の4分の1くらいを根元から剪定する ◎グーズベリーのサイドシュートを剪定する (根元から葉っぱ5枚分の所で剪定) ◎ブラックベリーの新枝を束ねてから支柱に水平に誘引して結わえる ↓ 収穫が終わったら、古い枝は根元から剪定する ↓ 束ねておいた新枝を支柱に沿って広げて結わえる *株を増やしたい時は、この時に新枝を地面に届くように曲げて 先を地面に埋めてペグで止めておくと、 翌春に切り取って新しい場所に植えることができる ◎ラズベリー(夏収穫のものやハイブリッド・ベリーは 収穫の終わった枝を根元から剪定し、残りの新枝は10cm間隔に残す ◎ストロベリーの古い葉っぱを刈り取って、不要なランナーも切る 敷き藁やマルチを取り除いて、肥料を与える ◎ストロベリーの株を更新する時は、ランナーから新苗を作る (ランナーをペグで止めて、できた新苗を準備しておいた場所に移植 またはポット上げ) *一つの親株からは一つの新株を採るようにして、 親株が疲労しないようにする *ストロベリーは3~4年しか良い収穫はできないので、 タイミングよく新苗を作ることによって、収穫を続けることができる ☆病害虫に注意! ◎乾燥が続くとpowdery mildew(ウドンコ病)が発生し易くなるので、 水遣りを欠かさないようにする ◎ポテト・ブライト(疫病)に注意する *葉や茎に茶色い斑点を見つけたら、すぐに根元で切り取って処分する (刈り取った葉や茎はコンポストに入れないこと!) *早期に発見して地上部を刈り取った場合は、 すぐにすべて掘り上げて、2週間以内に食べ切ること! 保存はできない ◎乾燥した天気が続くと、ブラシカ類(キャベツの仲間)に ホワイトフライが発生するので、葉の裏に石鹸水をスプレーする ◎フリースを掛けてキャロットフライを防ぐ (キャロット、パースニップ、パセリ、セロリーなど) (画像はGardeners' Worldから拝借) ◎ブラシカ類やロケットなどの葉に一面に白い斑点が広がったり、 小さい穴が空くのは flea beetle (ノミトビヨロイムシ!?) によるもので、 見てくれは悪いが食べる分には影響はない フリースを掛ければ防ぐことが出来る (画像はfarmerliz.comから拝借) ◎もし、オーガニックの殺虫剤(natural fatty acids)を使用する時は、 薬剤が直接害虫にかかるようにする **オーガニックと言えども、益虫にも害があるので、 ハチやホーバーフライがいないのをよく確かめてからスプレーする **私自身は一切殺虫剤や消毒剤はなどは使用しないので、 やられたらそれっきりとあきらめが肝心! ★★これはイギリス南東部を基準にした自分のための覚書なので、 他の国や地域に住んでいる人には、時期的にずれる畑仕事もあるわけで、 これを読んでやってみて失敗したと言われても、 当方は一切関知いたしませんゾ! ■
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by lapisland
| 2016-08-03 02:10
| 今月の畑仕事
☆7月20日 曇りのち晴れ 29℃/19℃ 今年はロアルド・ダールの生誕100年になる。 子供の頃に夢中になって読んだたくさんの本の中で、 ロアルド・ダールは特別な位置を占めている。 ためになるお話だとか、センチメンタルなお話ではないのだけれど、 いい子ではない子供が大好きな、奇妙でちょっぴりブラックで、 面白い登場人物がいっぱいの奇想天外なお話ばかり。 でも、そのお話の底にはいつも彼独特の暖かいものが流れている。 日本では、それほど人気がある児童文学とは言えないのかもしれないが、 ここ英国では子供たちに(そして元子供の大人たちにも) 飛びっきり人気のある作家であり、本たちなのである。 それは、生誕後100年経っても変わりはしない。 彼独特の言葉遊びはとてもじゃないけれど、他の言語に翻訳はできないだろうと思う。 もちろん、この国の子供たちだってわけわからないままに その音感やスペリングの面白さを楽しんでいる。 でも、どんな言語に移し替えられても、 お話の面白さとQuentin Blakeのイラストの楽しさは変わらないだろうね。 (彼ら二人は絶妙のコンビ♪) 子供たちに(あるいはその親たちに)、 ロアルド・ダールのどれかのお話に出てくる奇妙なことばを一言発するだけで、 彼らの目は一瞬にして輝き、 すらすらと物語の続きが口から飛び出して来るくらいだから。 繰り返し読み、読んでもらい、体や心に沁みこんでいるのだろうね。 そんなわけで、生誕100年の今年はすでに全国でさまざまな催しが始まっている。 ストーリーテリングの会だとか、本の展示だとか、 お話を使ったアクティビティだとかetc.etc.。 (彼の誕生日の9月13日は ' Roald Dahl Day 'ということで、 さぞ盛大なイヴェントが開かれることだろう。) ![]() (画像はamazonから拝借) 9月にまだ少しあるけれど、 一足先に、ロアルド・ダールのことを書いたのは、 先月 Oxford Roald Dahl Dictionaryが出版されたから。 フツーのことばに交じって、 彼の発明した摩訶不思議なことばたちが散りばめられているそうだが、 きっと楽しい辞書になったことだろう。 そこから、子供たちのことばの世界が広がっていくといいなと思う。 そして、今週はスピルバーグ監督の映画'The BFG' (日本語の本のタイトルは『オ・ヤサシ巨人 BFG 』)も公開になるようだ。 ![]() (画像はroalddahl.comから拝借) 5月に開かれたチェルシーフラワーショーでは、 ロアルド・ダールの生誕100年を記念して、 David Austinの新しいバラも発表された。 'James and the Giant Peach’(『おばけ桃の冒険 』)にちなんで、 バラの色はきれいなピーチ色だ。 私もこの機会に彼の作品のお気に入りの何冊かを読み返すことにしよう。 [追記] *ロアルド・ダールの住まいは、うちからすぐ近くの村にあり、 そこの小さな大通りにThe Roald Dahl Museum and Story Centreがあって、 いつも子供たちで賑わっている。 そこに行くと、子供も元子供もロアルド・ダールのお話のキャラクターになり切って、 楽しい時間を過ごすことができる。 同じ通りにあるオステオパシーのクリニックに時々出かけるので、 ミュージアムに隣接するカフェにも毎回のように立ち寄るけれど、 美味しいケーキがいっぱいある♪ 'Flushbunkingly Gloriumptious!' こんな言葉を見つけたら、立ち寄らずにはいられないよね。 The Roald Dahl Museum and Story Centre →■ *YOU TUBE →■ The Roald Dahl Museum の紹介の後、 ロアルド・ダールの本の朗読がいっぱい! ■
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by lapisland
| 2016-07-21 22:57
| 番外編
もうすぐ、鳥たちは産後休暇のホリデーに出かけて、 庭から姿を消すので、餌やりも暇になるが、 それまでは、餌を切らさないようにする ◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする *パン屑はおなかが膨れるだけなので、 最後の雛がいる間はもっと栄養分の多いものを準備する (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など) *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる 特に今の時期は、雛がいるので注意が必要 *雛がいる間は、乾燥mealwormは水で湿らせて与えるとよい *ヘジホグ(ハリネズミ)の赤ちゃんが出てくる時期なので、 キャットフードやドッグフードと水を用意してやるといい。 (ミルクは与えないように!) *灰色リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる *鳥の種類によって好物が違うので、 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように! *餌の残りや糞などを取り除いてから、 オーガニックのクリーナをスプレーしたあとブラシで擦り、 そのあと水で洗い流してから乾燥させる *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!! ◎水の補給も忘れずに! 鳥を庭に呼びたいなら、 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること! 常に水浴び場をきれいにして、毎日新しい水に取り替える ◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、 草を刈らない場所を作る *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだと みなして、「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう! ◎芝生を刈り過ぎないようにする *少し長めに残しておくと、小さい虫たちの隠れ場所になる 刈らずに種を付けるまで放っておくと、鳥たちの餌になる 要するに英国人の好きなきれいに刈り込んだ芝生は、 wildlife friendlyではないということになる ◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを 選んで植えるようにする ◎花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい ◎バラのローズヒップを残しておく ◎夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する ◎庭に池のある場合は、必ずカエルやnewtの出入りできる場所を作っておく ◎トンボのためには背の高いマージナルプランツを、 孵ったばかりのカエルやニュートのためには背の低いプランツを植える ◎blanketweed や duckweedを引き上げたあと、 すぐに片づけないで半日ほど池の周りに置いたままにしておく (付いて来た虫などが池に戻る時間を与えるため) ■
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by lapisland
| 2016-07-02 20:33
| 今月のWildlife
畑仕事休業中に忘れてしまわないための覚書。 ![]() ◎病気やとう立ちをふせぐためにも、十分な水遣りを! *毎日水遣りが必要な野菜は、 レタスやほうれん草などの葉もの野菜、 トマトやマーロウなど、サヤがふくらみ始めたマメ類 ◎引き続き、サラダ用のレタス類、ラディッシュ、ホウレンソウ、ハーブ、 ニンジン、エンドウ、dwarf French bean、ビートルーツ、コールラビ、白菜、 ミブナ、ミズナ、チコリー、エンダイブ、パクチョイ、ラディッチョ、春キャベツ、 スプリンググリーン、スプリングオニオン、コリアンダーなどの種まきをする ◎リークの植え付けを終える ◎ビートルーツ(ビーツのこと)の間引き *間引き菜はサラダに使える ◎トマトの下葉かきと、わき芽かきをする ◎トマトの茎が支柱の高さ以上になったら、 花房の上の葉を2-3枚残して摘み取る (イギリス式のやり方は、3~4段目の房の上で切る) +追肥を与える(週に1度potash カリ分の多い肥料を与える) *トマトは非常に水の好きなプランツなので、 特にポット植えの場合は水切れに注意する (日本では水を切って甘いトマトを育てるが、 イギリスでは水をたっぷりやって育てる) *コンパニオンプランツにはフレンチマリゴールドやtagetesがよい **イギリスでは、 外でトマトを栽培する時には くれぐれもTomato blightの発生に注意すること! 空気伝染の病気なので、殺菌剤を使用しない限り防ぐのは難しいので、 オーガニックで育てている場合には、引き抜いて焼却するより方法はない。 引き抜いたトマトは、コンポストボックスには絶対に入れないこと! (blightは空気伝染のため、温室栽培の場合被害は少ない ) ◎early potatoの収穫をする ◎maincrop potato の土寄せをする *ポテトの収穫量を上げるには、水遣りをしっかりすること! ◎セロリの土寄せをする ◎ラナビーンやフレンチビーンなどの先端をピンチングする ◎ラナビーンの花が咲いたら、 サヤ付きがよくなるように朝早い時間に根元にしっかり水をやる 日照りが続く時は、花と葉に水をスプレーする ◎ラナビーン、フレンチビーン、ソラマメ、サヤエンドウなどを 柔らかいうちに収穫する ◎コージェット(ズッキーニ)の収穫 10-15cmになったら、週に2回ずつ収穫するとよい **豆類もコージェットも収穫を止めると、実をつけるのをやめてしまうので、 収穫時期を長くするためにも、こまめに収穫する ◎昨秋に植えた玉ねぎを掘り起こす 玉ねぎ、シャロット、ガーリックなどは地上部が枯れて倒れてきたら、収穫時。 フォークで掘り上げて数日間日に当てて乾かしてから保存する 麻袋や棚に並べて、乾燥した涼しい場所に保存する ◎春播きのフローレンスフェネルの収穫を始める 適当なサイズになったら、順に収穫をする ◎秋に収穫するフローレンスフェネルの種まきをする 3cm深さに種まきをして、30cm間隔に間引く (畝幅 45cm) ◎ハーブの切り戻しと収穫 *1年草は2回強剪定 多年草は2・3回強剪定 収穫したものは乾燥や冷凍で保存 ◎チャイブの花が終わったら、根元近くまで刈り込んでおく ◎レモンバーベナ、セージ、タイムなどの挿し木をする ◎月桂樹の剪定 形を整え、脇から伸びている枝を短く剪定する (剪定した枝は挿し木に使える) *剪定後はしっかり水遣りをする ◎ルバーブの最後の収穫をして、施肥とマルチングをする ◎ブラシカ類(キャベツやブロッコリーなど)に目の細かいネットや フリースを掛けてホワイトフライを防ぐ * ハトの被害を防ぐためにも必ずネットを掛ける ◎春に種を播いた冬収穫のブラシカ類を定植する ◎ブラシカ類の土寄せをして、強風の被害を防ぐ ◎カボチャやスカッシュの花が咲いたら人工授粉をする (とは言うものの、私はただの一度もやったことはない。 受粉はハチさんにお任せ~!) *週に1度potash(カリ)の多い肥料を与える ◎カリフラワーの花蕾を白くするために 外葉を数枚まとめて花蕾を覆うように上で結束する。 ◎アスパラガス・ビートルやローズマリー・ビートルに注意する 見つけ次第、テデトール! ◎グーズベリーに付くsawflyの幼虫に注意すること! (数日で葉っぱはスジだけになってしまう!) *薬を使わない防御の仕方は、水(ジェット噴射)をかけて落とす ◎グーズベリーはウドンコ病の被害も多いので、 新しく苗を購入するときは、耐病性の強い品種を選ぶこと! ('Pax'、 'Greenfinch' 、'Hinnomaki Yellow'、'Invicta'など) ◎ストロベリーの収穫が終わったら、来年のために茂っている葉を刈り取って、 十分な水遣りと、追肥をする ◎引き続き、ストロベリーのランナーから新苗を作る準備をする ◎ベリー類にネットを掛けて、鳥の被害を防ぐ *ネットに小さい鳥が引っかかることがあるので、 みつけたら羽を痛めないように気をつけてはずしてやる ◎ベリー類にたっぷり水遣りする ◎グーズベリーやカラントの収穫をする ◎ブルーベリーの収穫を始める ◎ブルーベリーの水やりは、water buttに溜めた雨水をやる(石灰質の土壌の場合) ◎ブラックカラントの収穫が終わったら、収穫の終わった枝の 三分の一を根元から剪定する ◎ラズベリー(夏収穫のもの)、ブラックベリー、ハイブリッド・ベリーは 収穫の終わった枝を根元から剪定し、残りの新枝は10cm間隔に残す ◎引き続き、リンゴの木にpheromone trap をぶら下げる (8月まで) リンゴにつく蛾をコントロールするため ◎Thinning fruit 'June drop'と言って、6月に自然に果実が落ちるが、 それでもまだたくさん実がなっている時には、 引き続きリンゴ、ナシ、プラムなどの実を間引いておくと 果実の大きさや味がよくなり、病気も減らすことができる ◎◎リンゴやナシの夏剪定をする(7月末~8月上旬) * 今年伸びた新枝のみを切ること (元枝の周りの葉は残して、伸びた新枝の葉下から3枚上の所で切る) *早くやり過ぎると、よけいに出てくるので注意する ◎◎今の時期は、剪定した箇所からsilver-leaf diseaseの菌が入り込む可能性が 低いため 今月中にstone fruit(プラムやチェリーなどのこと)の 強剪定をしておくとよい プラム、greengage、チェリー、ピーチなど *stone fruitは、夏剪定のみで冬剪定はしないこと! ◎コンポストの切り返し *乾燥している場合は水を掛ける ◎昨年秋に準備をしたコンポストは、もう出来上がっているはずなので、 果樹や夏野菜の周りをコンポストでマルチングする ◎空いた場所に、アルファルファなど成長の早い緑肥を植える ★★これはイギリス南東部を基準にした自分のための覚書なので、 他の国や地域に住んでいる人には、時期的にずれる畑仕事もあるわけで、 これを読んでやってみて失敗したと言われても、 当方は一切関知いたしませんゾ! ■
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by lapisland
| 2016-07-01 17:14
| 今月の畑仕事
☆What is article 50 and why is it so central to the Brexit debate? ☆“Bracksies”: how Brexit could wind up not actually happening [追記] Brexit: Prepare yourselves これはThe GuardianのコラムニストOwen Jones作成の 6/23のYouTubeからの抜粋。 彼がThe Independentのコラムニストだった頃から、 ずっと彼のコラムを読んでいるが、 学生にしか見えないような外見からは想像できないが、しっかりと筋の通った左派の論客である。 元のYouTubeはこちら→■ *どうやらリンクが貼れていないようなので、
クリックしたあと、一番下の「目的の情報を検索する」をクリックする ■
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by lapisland
| 2016-06-26 20:01
| 番外編
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by lapisland
| 2016-06-24 23:46
| 番外編
☆6月22日 曇り時々雨 20℃/14℃ いよいよ明日6月23日、英国の運命を決める国民投票が行われる。 EU残留か、それとも離脱かを巡って、 ここ数か月、残留派と離脱派はどちらも必死の泥沼キャンペーンを続けてきたが、 統計では今のところ両方の支持率は、五分五分といったところで、 どちらに転んでもおかしくないような状況にあるようだ。 そもそもなぜこういう事態になったのかと言うと、 まだシリアからの難民問題が持ち上がる前のことであるが、 数年前の総選挙の頃に、EU加盟の東欧諸国からの移民増加に反発する声が高まり、 EU離脱を掲げた少数右派のUKIP(英国独立党)の台頭に脅威を抱いたキャメロンは、数年以内にEU離脱の是非を問う国民投票をすることを、公約に入れちゃったのね。 ところが、ふたを開けてみると、なんてことはない。 保守党の圧勝だったわけで。 だから、キャメロンは自分で自分の首を絞めるというアホなことになってしまった というわけだ。 それだけでなく、結果によっては国の崩壊さえ起こりうるような状況を 生み出してしまったということになる。 しかも、残留派の強い味方だとばかり思っていた、 前ロンドン市長のボリス・ジョンソンは離脱派のリーダーに寝返って、 (明らかに次期首相の座を狙っての大博打)、 保守党内からも次々離脱派支持に回る者が出て来てしまって、 これはもうしっちゃかめっちゃかの状態に。 英国がEUに参加した1972年から40年余りの間に、 政治、経済、防衛、法律、移民政策、危機管理に始まって、 とにかく生活のありとあらゆる部分がEUの政策に複雑に絡み合ってしまっているのは確かなことだ。 EUへの分担拠出金も膨大な額である。 (離脱派によると、1週間あたり3億5千万ポンドということになっているが、 残留派の言い分では受け取り分などを差し引くと、1億8800万だという。) すべてに対して両サイドの言い分があまりにも食い違いすぎる。 残留派は離脱した場合の脅威ばかりを強調するし、 離脱派はやたら離脱を煽るばかりで、未来への確固としたビジョンが全くないように思える。 これでは、愚民は迷うばかりだろう。 まあね、残留した場合も保守党はすでに一枚岩ではないことを暴露してしまったのであるから、 キャメロン政権がうまくいくはずはないだろうし、 まさかの離脱ということになれば、この国の経済悪化はもちろんのこと、 スコットランドは再び独立の国民投票を行う可能性が高くなるし、 ただでさえ不協和音の多いEUであるから、 結果がどうなろうともEU統合の流れは大きく後退することになるだろう。 EU崩壊の恐れさえ無きにしも非ずだ。 ロシアはここぞとばかりに勢力を伸ばしてくるだろうしね。 離脱派はEU離脱で移民の流入をコントロールできると言っているが、 どちらに転んでも、移民問題はそう簡単に解決できるものではない。 それならば、時代錯誤の孤立政策を取るよりは、 EU内に留まって、共に困難に立ち向かうべきではないだろうか。 永住権は持っていても、英国籍を取っていない私に投票権はない。 したがって、何を言ったとしてもそれはごまめの歯ぎしりにしか過ぎない。 だが、こちらで骨を埋める可能性もありの私にとっては、 投票の行方は他人事ではないのである。 ![]() (画像はThe Telegraphから拝借) 英国民にはとにかく目先のことだけにとらわれず、 大きな視野を持って決断をしてもらいたいものである。 明日の投票の結果は、自分たちだけでなく、 子供や孫の世代にまで大きな影響をもたらすということを 忘れないでもらいたいものだ。 [追記] ☆6月23日 雨降ったりやんだり+雷雨 21℃/15℃ 投票日は、この国の将来を表すかのような悪天候になった。 所によっては集中的な激しい雷雨に見舞われ、家も道路も浸水状態に。 投票所にたどり着けないほどの地域もあったようだ。 このひどい天気で投票に行く人が減った場合は、離脱派有利になりそうな気配もある。 ちなみに、有権者は18歳以上で一定の条件を満たす英国民やアイルランド人、 英連邦の市民(英領ジブラルタル)などで、 今回の有権者数は過去最多の約4650万人にのぼる。 ニュース映像では朝早くから投票所に列をなす人々の姿が映っていた。 両替所にも、離脱に備えてポンドをドルなどに替える人たちの列ができたらしい。 おいおい、まずは投票を先に済ませたのだろうね。 開票は夜10時の投票締め切り後すぐに始まる。 結果は明日の午前中だろうか。 ■
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by lapisland
| 2016-06-22 20:18
| 番外編
今年も'Springwatch'の時期になった♪。 すでに番組が始まってから1週間が過ぎているけれど、 まだあと2週間近く続くので、 英国のWildlifeに興味のある方はサイトを見てね。 (30 May – 17 Jun 2016) この春は、再びRSPB Minsmereのネイチャーリザーブからの実況を中心に、 子育て中のゴールデンイーグルの様子などがスコットランドから届く。 今回は、私の大好きなパフィンもたくさん出てくるので楽しみ♪♪ いろんな所をクリックして、楽しんでほしい。 (今までの映像は、Clipsから入るとよい) →■ BBC iPlayerが日本から見られるのかどうかはわからないけれど、 試してみる価値あり。 ■
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by lapisland
| 2016-06-06 06:37
| 畑の周りのWildlife
畑仕事休業中であるが、忘れてしまわないための覚書。 ◎6月に外に直播できるもの フレンチビーン、ラナービーン、エンドウ、courgettes(ズッキーニ)、 ビートルート(ビーツ)、カボチャ、トウモロコシ、swede、turnip、 エンダイブ、コールラビ、ニンジン、チャード、フレンチフェネル、 パクチョイ、水菜、ミブナ、コールラビ、 冬のブラシカ類(キャベツ、芽キャベツ、カリフラワーなど)、 ケール、スィード、チコリ、ロケット、など *パクチョイやミズナ、ロケットなど種まきが遅れてしまった場合、 暑いとすぐに抽苔(とうだち)してしまうので、 南部では種蒔きを8月中旬まで待った方がよい *水菜は、クローシェをかぶせると冬まで栽培できる *6月始めは、ソラマメの最後の種まきができる時期なので、 夏の終わりに収穫をしたいなら、まだ間に合う ◎引き続き、サラダ用のレタス類やラディッシュの種まきする サラダ用は2週間ずつ時期をずらして蒔いていくと、長期間収穫できる ◎1年草・2年草ハーブの種まき (バジル、コリアンダー、ディル、パセリ、チャイブ、シソ、ミツバなど) ◎トマトの苗を外に定植する +支柱を立てる *トマトは、第一花房が開花したら、植えつける ◎セロリー、セロリアック、スィートペパー、メキャベツ、ケール、 アウトドア品種のキュウリの苗の定植 *アウトドア品種のキュウリの場合は、 苗が大きくなるに連れて、徐々に大きい鉢に植え替えを続けて(+支柱)、 25-30cmの鉢に達したら、外に植える ◎リークの苗が鉛筆くらいの太さ(5mmくらい)になったら、定植をする (6月~7月) *延びている部分を15cmくらいまで切り詰め、根もトリミングしてから、 10~12cmの穴を掘って、1本ずつ落として穴に水を注ぐ 穴に土を戻さないこと! (15~20cm間隔で、畝幅は30~40cm) ◎ブロッコリーの天辺につく花果を収穫して、脇芽が伸びるようにする (本格的な収穫は夏以降) *しっかり水遣りをして、抽苔しないように注意する ◎early potatoの収穫をする ◎引き続きポテトの土寄せを忘れずに! ◎ルバーブの収穫が終わったら、 forcingをしていた場合は、forcing jarを取り除いてよく日に当てる 花茎が上がってきたら、すぐに根元から切り取る (7月に液肥を与える) ◎今月末までにアスパラガスの収穫を終えて、茎を伸ばす ◎ビートルート、キャロット、ラディッシュ、キャベツ、サラダオニオンなどの収穫 ◎イチゴの周りにワラを敷く 水遣りを忘れずに! ◎イチゴの品種によって収穫時が違うので、熟し具合を確かめて収穫する *grey mould(灰色カビ病)の兆候があれば、すぐに切り取って広がらないようにする ◎イチゴのランナーから新苗を作る準備をする ◎(秋生りラズベリーを除いて)ラズベリー、ブラックベリー、 ローガンベリーなどの新枝を今年の枝と分けて支柱に結ぶ ◎ベリー類の根元をマルチングする ◎ベリー類やストロベリーに鳥除けのネットを掛ける ◎グーズベリーの間引きをする (間引いた小さいベリーは、ジャムなどに使う) ◎グーズベリーは一度に熟さないので、気をつけて収穫の時期を逃さないようにする *ベリーが付き始める頃から、液肥を与える ◎Thinning fruit(リンゴなどの間引き) 'June drop'と言って、6月に自然に果実が落ちるが、 それでもたくさん実が付いている時には、 今の時期にリンゴ、ナシ、プラムなどの果実を間引いておくと 果実の大きさや味がよくなり、病気も減らすことができる ◎プラム、ゲイジ、チェリー、ピーチなどの剪定 (プラムは伸びた枝を、枝元から20cmの所まで剪定) 剪定のあと、たっぷり水遣りをして、 完熟堆肥やガーデンコンポストでマルチングをしておく *stone fruits(プラムやピーチなど)は、 冬剪定をするとsilver leaf fungusが発生する恐れがあるので、 夏剪定をきちんとしておく ◎水遣りと肥料 今の時期に乾燥させてしまうと収穫が減るので、水遣りを忘れずに! 2-3週間毎にオーガニック液肥を与える *トマトやフルーツにはpotash(カリ)の多い肥料を与える *オーガニック液肥 海草から作ったseaweed liquidや、コンフリーなどから作る液肥を使う 今の時期はコンフリー液肥を作るのに最適なので、作るとよい ◎定期的に草刈りをする ◎畝の間に生える雑草のホーイングする ◎秋に植える野菜苗の注文をする ★病害虫に注意!!! ◎リンゴの木にpheromone trap をぶら下げて、 codling moth(シンクイガの一種)の幼虫が果実の中に入るのを防ぐ (6月後半にフェロモンのカプセルを交換する事!) *プラム用のpheromone trapも売られている ◎果樹にwooly aphidがついていないかどうかチェックをし、 もしついていたらホースの水で洗い落とすか、 ブラシでこすり落とした後、石鹸液をスプレーしておく woolly aphid は、こんなの ↓ (画像はGardeners'world. comから拝借) ◎雨が多いため、S&S(slug&snail)の被害が目立ち始めているので、 トラップやコパーリングの準備や、 根元にグリットやブラン、コーヒー粕を撒くなど対策をする 種まきした苗やレタスなど、たちまちやられてしまうので注意をする ◎ハトの被害を防ぐためにブラシカ類(キャベツの仲間)にネットを掛ける ◎今年もpowdery mildew (ウドンコ病)の発生が予想されるので、 マルチングして乾燥を防いだり、隙間がないほど植え込まないように注意が必要! *ウドンコ病が発生してしまったら、葉っぱを根元から切り取って、 肥料と水遣りをしておく ◎湿度の高い季節に出やすいgrey mouldに注意する grey mouldは、イチゴだけでなくブラックベリー、リンゴ、グレープ、 コージェット(ズッキーニ)、トマト、キュウリなど多くの野菜・果物に発生するので気をつける *特に温室では発生しやすいので通気に注意する 見つけた場合は、すぐに取り除いて処分する ★★これはイギリス南東部を基準にした自分のための覚書なので、 他の国や地域に住んでいる人には、時期的にずれる畑仕事もあるわけで、 これを読んでやってみて失敗したと言われても、 当方は一切関知いたしませんゾ! ■
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by lapisland
| 2016-06-03 17:02
| 今月の畑仕事
◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする *パン屑はおなかが膨れるだけなので、 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する (特に、夏の乾燥する時期には 古いパン屑はdehydrationの原因になるので与えないようにする) (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、 fat cake、mealworm など) *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる * 特に今の時期は、雛が巣立ちをしているので特に注意が必要! *雛がいる間は、乾燥mealwormは水で湿らせて与えるとよい *リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる *鳥の種類によって好物が違うので、 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように! *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!! ◎水の補給も忘れずに! 鳥を庭に呼びたいなら、 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること! *常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える ◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう! ◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを 選んで植えるようにする ◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や フォックスグローブのような筒型の花を選ぶとよい ◎ バラのローズヒップを残しておく ◎英国ではコウモリの数が減っているので、数が増えるように支援する (コウモリには悪いイメージを持つ人が多いが、 実は蚊やmidgeユスリカなどの数をコントロールしてくれるガーデナーの友である。) *夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する *ガーデンセンターなどでは、コウモリの巣箱(bat box)も購入できるが、 DIYでも簡単に作ることができる *英国ではコウモリは法律によって保護されている サイトは『5月のWildlife』参照 ■
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by lapisland
| 2016-06-03 06:13
| 今月のWildlife
☆5月21日 曇り 15℃/11℃ 数年前2年続きの厳寒の冬に、大事にしていた山椒の木を失った。 もちろんこの地では地植えなんて恐ろしいことはできないので、 大事に鉢に囲って、冬は取り込んでいたのだけれど・・・。 毎日毎日雨。でなければ雪、そうでなければ地面が凍った状態で、 おまけに強風が吹くというひどい冬だったので、 山椒も耐えられなかったのか昇天してしまった。(最低気温ー15℃) 残念ながらこの国ではサンショの苗は手に入らないので、 きっとまたいつかと思っていたら、 3年前に白内障の手術で帰国した春に、 病院の近くの園芸店で小さな苗を見つけたので即購入。 ○○山椒などを選ぶ贅沢は許されない身分なので、 とりあえず山椒でさえあれば何でもいいとばかりに持ち帰った。 EUは植物持ち込みに関しては非常に厳しいので、冷や冷やものだったが、 無事に税関も通過できて、 帰宅したら真っ先にその辺にあったプラ鉢に植え付けた。 (土を落として根洗いしたのを袋に入れた状態だったので、 とにかく土に戻すのが先決で、鉢を選んでる場合ではなかったのだ。) 3年目の春はこんな具合。 片方にしか葉が茂っていないが、最初に芽吹いた右側や真ん中の葉は、 何者かに齧られて裸になってしまって・・・。 (この国にアゲハはいないので、S&Sの仕業かもしれない) よく見ると、また少し芽が出かけてはいるがどうなることやら。。。 大き過ぎる葉っぱが出ているが、まだ固くはないので、 少しずつ木の芽として楽しんでいる。 ![]() 昨年の春はこんな状態だった。 荒療治で到着した割にはうまく定着してくれて迎えた春の、 元気な葉っぱがたくさん出始めた頃だ。 最初に葉っぱをたくさん採ってしまうと弱るので、 収穫はしないで大事に大事に。 今だに最初の間に合わせのプラ鉢の中なので、 今年の冬はもっと大きな鉢に植え替えてやらなくてはいけないが、 山椒は移植を嫌うので、根っこを動かさないようにうまく植え替えなければね! 実家には大きな山椒の木が2本あって、 春から夏にかけてはそれこそ山椒尽くしだった。 私も日本にいた頃は、マンションのベランダでも、庭でも、 必ず山椒を植えることにしていたが、 けっこう気難しくて、突然死をすることもあるのよね。 この2代目が無事に育ってくれるのを祈るのみ。 ■
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by lapisland
| 2016-05-21 21:07
| Miscellaneous
5月5日に地方選挙が行われ、 同時に実施されたロンドン市長選挙において、 労働党のSadiq Khan氏が保守党に大差をつけて当選した。 投票日の数日前に、労働党員による重大な舌禍事件があり、 カーン氏に不利になると思われたにも関わらずの勝利であった。 (カーン氏131万票、保守党のゴールドスミス氏99万5票) それは、労働党の勝利というよりは、カーン氏本人の勝利であり、 ロンドン市民の勝利であると言ってもいいかもしれない。 カーン氏は、パキスタンからの移民二世であり、イスラム教徒である。 父はバスの運転手で、母は縫製工場の労働者であったという。 彼自身は政治家になる前は、人権派弁護士であった。 カーン氏は、当選後の演説で 「ロンドン市民が恐れよりも希望を、 分断よりも融合を選んだことを誇りに思う」と述べている。 ここ数年の頻発するISによるテロ事件や難民危機から、 欧州では急激に反イスラム感情が高まっている。 そういう中での、イスラム教徒の市長誕生は大きな意味があると言えるだろう。 (EU加盟国の首都でイスラム教徒の市長というのは初めてのことである。) ロンドン市民が敢えてカーン氏を選んだということは、 それだけロンドンの抱える閉塞感や経済格差が大きいということでもある。 移民二世であり、貧しい人々の現状を知り尽くしているであろうカーン氏に 一縷の望みを託したとも言えるかもしれない。 一人の政治家の力ではどうにもならないのはわかっていても、 これが歴史を変える始まりであればと願うのは、ロンドン市民だけではないだろう。 公約の実現は、困難を極めることだろうが、希望を持ちたいと思う。 [追記] *この後、22日に開票の行われたオーストリアの大統領選挙では、 極右の自由党と左翼の緑の党の候補者がほぼ同票になるというきわどい結果になり、 翌日の郵送による不在者投票の開票待ちということになり、肝を冷やしたが、 Alexander Van der Bellen 50,3% Norbert Hofer 49,7% という微妙な差で、辛うじて緑の党が政権を得た。 このところ右傾化の傾向が強いオーストリアであるから、 潜在的に半数の国民がそういう思考であるということは心しておかねばならないだろう。(これはオーストリアに限ったことではなく、欧州全体に言えることだと思う) Van der Bellen氏は世界初のGreen Partyの元首ということになる。 *初めてのイスラム教徒の市長だとか、 初めての黒人の○○だとか、 初めての女性の○○だとか・・・。 本当はね、そういう前置きが必要でない世界になってほしいと思うが、 現実にはまだまだ厳しいものがある。 ■
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by lapisland
| 2016-05-17 04:05
| 番外編
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by lapisland
| 2016-05-16 03:54
| Fruit & Soft fruit
![]() 5月14日 晴れたり曇ったり+windy 12℃/5℃ 5月になって急に気温が上昇したので、ワイルドガーリックに花が咲き始めた。 イギリスでは別名のramsonsで呼ばれることも多いが、 ちょうどブルーベルの花が満開になる頃に、散歩の途中の日陰の湿気た場所でよく見かける。 小川の流れの傍の林床に広がって一面に白い花を付けているのは、 なかなか可憐でいい風景である。 (ただし、なんとなくクサ~イ香りが漂ってくるのは、アリウムの仲間だから仕方がないのだけれどね) 日本でも、春になると北海道の山地などに生えるギョウジャニンニクというのがあるけれど、まあ、あれに近いと思えばいいかしらね。 春の出始めの柔らかい葉を、サラダやスープに入れたり、 ソース(ペストなど)を作ったりする。 花も咲き始めの蕾をサラダに散らすと、ほのかにガーリックのような香りがして、 なかなかいいものである。 もちろん球根も食用になるが、来年も収穫するためには球根は残した方がいい。 ガーリックに比べると、マイルドな香りで、 春だけに味わえるこちらの山菜だと言えるだろう。 ちょうど出盛りのジャージーポテトやアスパラガスと共に、 スプリングラムに付け合せると、春のとっておきのご馳走サンデーランチになる。 ニンゲンさまだけでなく、ブラウンベアやワイルドボアの大好物でもあるらしい。 (ただし、イギリスにはブラウンベアはいないけれどね)。 地植えにすると、またたく間に広がりそうで怖いので、 ずっと鉢植えのままなのだけれど・・・。(葉っぱは25cmくらいに伸びるので、 これがワサワサ広がると狭い庭では困ってしまう。) そのうちに畑の隅にでも植えようかと思っている。 学名: Allium ursinum 英名: ramsons 、 wild garlic [追記] *日本で、行者ニンニクが有毒植物のバイケイソウなどと間違えられて食中毒の原因になるのと同じく、こちらでもスズランやコルチカムがワイルドガーリックと 間違えられて中毒することがあるらしいので要注意。 子供のいるうちでは、庭に植えるなどということはしない方がいいだろうね。 *日本のギョウジャニンニク(Allium victorialis subsp. platyphyllum)は、 ヨーロッパでもvictorialis亜種が山岳地帯に自生していて、 victory onionとか Alpine leekと呼ばれている。 ■
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by lapisland
| 2016-05-14 19:46
| 英国食事情
◎今月は常緑の垣根の剪定の時期になるが、 鳥が巣作りをしていないかどうかを必ず確かめてから剪定すること! ◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする *パン屑はおなかが膨れるだけなので、 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、 fat cake、mealworm など) *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる 特にこれからの時期は、雛が生まれるので注意が必要! *リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない (ここで「リス」と言っているのは北米産の灰色リスのことで、 イギリス在来の赤リスは繁殖力の強い灰色リスに追いやられて、 中部イングランド以南ではほぼ絶滅してしまっている) *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる *鳥の種類によって好物が違うので、 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、 地面に置くバードフィーダー(トレー)も忘れないように。 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように! *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!! ◎水の補給も忘れずに! 鳥を庭に呼びたいなら、 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること! 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える ◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう! ◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを 選んで植えるようにする ◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい ◎ヘジホグの夜間の活動が活発になる時期なので、ドッグ・フードなどを置いてやる *ミルクやパンは下痢の原因になるので与えないこと! ◎英国ではコウモリの数が減っているので、数が増えるように支援する (コウモリには悪いイメージを持つ人が多いが、 実は蚊やmidgeユスリカなどの数をコントロールしてくれる ガーデナーの友である。) *夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する *ガーデンセンターなどでは、コウモリの巣箱(bat box)も購入できるが、 DIYでも簡単に作ることができる 画像はheartofenglandforest.comから拝借 *英国ではコウモリは法律によって保護されている 興味のある人はこちらを参照→ ■ ■
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by lapisland
| 2016-05-10 23:08
| 今月のWildlife
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