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☆5月21日 曇り 15℃/11℃ 数年前2年続きの厳寒の冬に、大事にしていた山椒の木を失った。 もちろんこの地では地植えなんて恐ろしいことはできないので、 大事に鉢に囲って、冬は取り込んでいたのだけれど・・・。 毎日毎日雨。でなければ雪、そうでなければ地面が凍った状態で、 おまけに強風が吹くというひどい冬だったので、 山椒も耐えられなかったのか昇天してしまった。(最低気温ー15℃) 残念ながらこの国ではサンショの苗は手に入らないので、 きっとまたいつかと思っていたら、 3年前に白内障の手術で帰国した春に、 病院の近くの園芸店で小さな苗を見つけたので即購入。 ○○山椒などを選ぶ贅沢は許されない身分なので、 とりあえず山椒でさえあれば何でもいいとばかりに持ち帰った。 EUは植物持ち込みに関しては非常に厳しいので、冷や冷やものだったが、 無事に税関も通過できて、 帰宅したら真っ先にその辺にあったプラ鉢に植え付けた。 (土を落として根洗いしたのを袋に入れた状態だったので、 とにかく土に戻すのが先決で、鉢を選んでる場合ではなかったのだ。) 3年目の春はこんな具合。 片方にしか葉が茂っていないが、最初に芽吹いた右側や真ん中の葉は、 何者かに齧られて裸になってしまって・・・。 (この国にアゲハはいないので、S&Sの仕業かもしれない) よく見ると、また少し芽が出かけてはいるがどうなることやら。。。 大き過ぎる葉っぱが出ているが、まだ固くはないので、 少しずつ木の芽として楽しんでいる。 昨年の春はこんな状態だった。 荒療治で到着した割にはうまく定着してくれて迎えた春の、 元気な葉っぱがたくさん出始めた頃だ。 最初に葉っぱをたくさん採ってしまうと弱るので、 収穫はしないで大事に大事に。 今だに最初の間に合わせのプラ鉢の中なので、 今年の冬はもっと大きな鉢に植え替えてやらなくてはいけないが、 山椒は移植を嫌うので、根っこを動かさないようにうまく植え替えなければね! 実家には大きな山椒の木が2本あって、 春から夏にかけてはそれこそ山椒尽くしだった。 私も日本にいた頃は、マンションのベランダでも、庭でも、 必ず山椒を植えることにしていたが、 けっこう気難しくて、突然死をすることもあるのよね。 この2代目が無事に育ってくれるのを祈るのみ。 #
by lapisland
| 2016-05-21 21:07
| Miscellaneous
5月5日に地方選挙が行われ、 同時に実施されたロンドン市長選挙において、 労働党のSadiq Khan氏が保守党に大差をつけて当選した。 投票日の数日前に、労働党員による重大な舌禍事件があり、 カーン氏に不利になると思われたにも関わらずの勝利であった。 (カーン氏131万票、保守党のゴールドスミス氏99万5票) それは、労働党の勝利というよりは、カーン氏本人の勝利であり、 ロンドン市民の勝利であると言ってもいいかもしれない。 カーン氏は、パキスタンからの移民二世であり、イスラム教徒である。 父はバスの運転手で、母は縫製工場の労働者であったという。 彼自身は政治家になる前は、人権派弁護士であった。 カーン氏は、当選後の演説で 「ロンドン市民が恐れよりも希望を、 分断よりも融合を選んだことを誇りに思う」と述べている。 ここ数年の頻発するISによるテロ事件や難民危機から、 欧州では急激に反イスラム感情が高まっている。 そういう中での、イスラム教徒の市長誕生は大きな意味があると言えるだろう。 (EU加盟国の首都でイスラム教徒の市長というのは初めてのことである。) ロンドン市民が敢えてカーン氏を選んだということは、 それだけロンドンの抱える閉塞感や経済格差が大きいということでもある。 移民二世であり、貧しい人々の現状を知り尽くしているであろうカーン氏に 一縷の望みを託したとも言えるかもしれない。 一人の政治家の力ではどうにもならないのはわかっていても、 これが歴史を変える始まりであればと願うのは、ロンドン市民だけではないだろう。 公約の実現は、困難を極めることだろうが、希望を持ちたいと思う。 [追記] *この後、22日に開票の行われたオーストリアの大統領選挙では、 極右の自由党と左翼の緑の党の候補者がほぼ同票になるというきわどい結果になり、 翌日の郵送による不在者投票の開票待ちということになり、肝を冷やしたが、 Alexander Van der Bellen 50,3% Norbert Hofer 49,7% という微妙な差で、辛うじて緑の党が政権を得た。 このところ右傾化の傾向が強いオーストリアであるから、 潜在的に半数の国民がそういう思考であるということは心しておかねばならないだろう。(これはオーストリアに限ったことではなく、欧州全体に言えることだと思う) Van der Bellen氏は世界初のGreen Partyの元首ということになる。 *初めてのイスラム教徒の市長だとか、 初めての黒人の○○だとか、 初めての女性の○○だとか・・・。 本当はね、そういう前置きが必要でない世界になってほしいと思うが、 現実にはまだまだ厳しいものがある。 #
by lapisland
| 2016-05-17 04:05
| 番外編
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by lapisland
| 2016-05-16 03:54
| Fruit & Soft fruit
5月14日 晴れたり曇ったり+windy 12℃/5℃ 5月になって急に気温が上昇したので、ワイルドガーリックに花が咲き始めた。 イギリスでは別名のramsonsで呼ばれることも多いが、 ちょうどブルーベルの花が満開になる頃に、散歩の途中の日陰の湿気た場所でよく見かける。 小川の流れの傍の林床に広がって一面に白い花を付けているのは、 なかなか可憐でいい風景である。 (ただし、なんとなくクサ~イ香りが漂ってくるのは、アリウムの仲間だから仕方がないのだけれどね) 日本でも、春になると北海道の山地などに生えるギョウジャニンニクというのがあるけれど、まあ、あれに近いと思えばいいかしらね。 春の出始めの柔らかい葉を、サラダやスープに入れたり、 ソース(ペストなど)を作ったりする。 花も咲き始めの蕾をサラダに散らすと、ほのかにガーリックのような香りがして、 なかなかいいものである。 もちろん球根も食用になるが、来年も収穫するためには球根は残した方がいい。 ガーリックに比べると、マイルドな香りで、 春だけに味わえるこちらの山菜だと言えるだろう。 ちょうど出盛りのジャージーポテトやアスパラガスと共に、 スプリングラムに付け合せると、春のとっておきのご馳走サンデーランチになる。 ニンゲンさまだけでなく、ブラウンベアやワイルドボアの大好物でもあるらしい。 (ただし、イギリスにはブラウンベアはいないけれどね)。 地植えにすると、またたく間に広がりそうで怖いので、 ずっと鉢植えのままなのだけれど・・・。(葉っぱは25cmくらいに伸びるので、 これがワサワサ広がると狭い庭では困ってしまう。) そのうちに畑の隅にでも植えようかと思っている。 学名: Allium ursinum 英名: ramsons 、 wild garlic [追記] *日本で、行者ニンニクが有毒植物のバイケイソウなどと間違えられて食中毒の原因になるのと同じく、こちらでもスズランやコルチカムがワイルドガーリックと 間違えられて中毒することがあるらしいので要注意。 子供のいるうちでは、庭に植えるなどということはしない方がいいだろうね。 *日本のギョウジャニンニク(Allium victorialis subsp. platyphyllum)は、 ヨーロッパでもvictorialis亜種が山岳地帯に自生していて、 victory onionとか Alpine leekと呼ばれている。 #
by lapisland
| 2016-05-14 19:46
| 英国食事情
◎今月は常緑の垣根の剪定の時期になるが、 鳥が巣作りをしていないかどうかを必ず確かめてから剪定すること! ◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする *パン屑はおなかが膨れるだけなので、 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、 fat cake、mealworm など) *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる 特にこれからの時期は、雛が生まれるので注意が必要! *リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない (ここで「リス」と言っているのは北米産の灰色リスのことで、 イギリス在来の赤リスは繁殖力の強い灰色リスに追いやられて、 中部イングランド以南ではほぼ絶滅してしまっている) *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる *鳥の種類によって好物が違うので、 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、 地面に置くバードフィーダー(トレー)も忘れないように。 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように! *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!! ◎水の補給も忘れずに! 鳥を庭に呼びたいなら、 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること! 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える ◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう! ◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを 選んで植えるようにする ◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい ◎ヘジホグの夜間の活動が活発になる時期なので、ドッグ・フードなどを置いてやる *ミルクやパンは下痢の原因になるので与えないこと! ◎英国ではコウモリの数が減っているので、数が増えるように支援する (コウモリには悪いイメージを持つ人が多いが、 実は蚊やmidgeユスリカなどの数をコントロールしてくれる ガーデナーの友である。) *夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する *ガーデンセンターなどでは、コウモリの巣箱(bat box)も購入できるが、 DIYでも簡単に作ることができる 画像はheartofenglandforest.comから拝借 *英国ではコウモリは法律によって保護されている 興味のある人はこちらを参照→ ■ #
by lapisland
| 2016-05-10 23:08
| 今月のWildlife
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