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今年はいろいろあって、畑は放置状態のままだけれど、 相方の足の包帯がもうすぐ取れるので、 今月は草刈りに出かけることもできるだろう。(と、期待している。) 緑肥の殆どは8月末までに種まきを終えなければいけないので、 今月中に緑肥の種だけは播いてしまいたいな。 畑の移動から3年目。 最初の3年は土作りとのんびり構えていたのに、 短気なJのせいで、あれこれ同じような作物を植えてしまったので、 1年間土を休ませることになったのは、かえってよかったかもしれない。 とりあえず、月々の作業を忘れてしまわないように、 今月の畑仕事について書いておくことにしよう。 ◎果樹や野菜の水遣りを欠かさないように! 特に、 ・レタスやほうれん草などの葉物野菜、トマトやコージェット、マロウなど ・サヤがふくらみ始めたマメ類 *ポテトの収穫量を上げるには、水遣りをしっかりすること! *水遣りをすることによって、powdery mildew(ウドンコ病)も防げる ◎果実や野菜の収穫は適期に! *たまねぎやガーリック、シャーロット(エシャロット)の葉が枯れたら収穫する (フォークで掘り上げて数日間日に当てて乾かしてから保存する) *豆類やコージェット(ズッキーニ)は、数日毎に収穫する きちんと適期に収穫しないと花を付けるのをやめてしまうので、 コンスタントに収穫をする *雨が続くようなら、second early potato の収穫をする (ナメクジの被害を防ぐため) *ビートルート(ビーツ)がテニスボールくらいになれば半分を収穫をして、 残りがよく育つようにしてやる 残りの方は、クリケットボールくらいになったら収穫する *トウモロコシを適切な時に収穫する (絹糸が黒褐色になったら、外皮を少しめくって爪で押してみて 乳汁が出たら収穫してよい。透き通った汁ならもう少し待つ) *ブルーベリーの収穫を始める 一度に熟さないので、気をつけてチェックする イギリスの場合は、水遣りは水道水をできるだけ避けるようにする (カルシウムが蓄積するのを避けるため) できれば溜めておいた雨水をやる ◎トマトが適切な高さに到達したら、花房の上の葉を2-3枚残してから摘み取る (イギリス式のやり方は、4~5段目の房の上で切る) ◎クライミングビーンが支柱の天辺まで達したら、ピンチングをして止める ◎マロウ(ウリ)の下に煉瓦などを置いて、土につかないようにする ◎トマトやピーマンに追肥を与える (週に1度potash カリ分の多い肥料を与える) ◎薹立ちしたレタスやビートルートを引き抜いて、コンポストへ *薹立ちを防ぐために、花茎が伸び始めたらすぐに切り取る (チャード、リーフビート、ロケットなど) ◎ハーブを収穫し、冷凍保存やドライにする *セージやタイムなどの剪定も今の時期に ◎大株になったチャイブの株分けをする ◎引き続きサラダ用のレタスやラデッシュなどの種まきをする (landcressや corn saladを蒔いておけば、冬にも収穫できる) ◎今月、種まきできるもの 白菜、春キャベツ、ターニップ、ラジッチョ、コールラビ、 ミズナ、ミブナ、パクチョイ、ターツァイ、ほうれんそう、 コリアンダー、チャービル、ケール、スプリングオニオン、 チコリー、エンダイブ、タマネギ(Senshyu)など ◎収穫した後の空いている場所にグリーンマニュア(緑肥)の種を蒔く (雑草の生えるのも防ぐことができる) green manure mix、winter tares、redclover、 mustard、Italian ryegrass など ◎秋植えのタマネギやシャロットの子球や、ガーリックの注文をする (9~10月に植えつける) ◎クリスマス用のポテトの植え付け (大きなポット、グリーンハウス、ポリトンネルを使用。 ポット植えのものは秋にグリーンハウスなどに移動して、 霜に備えてフリースを掛けておく) *残念ながら、イギリスでは戸外での栽培はできない *適する品種のタネイモはメールオーダーで購入できる ◎リンゴやペアの夏剪定をする (8月上旬までに終える) *今年伸びた新枝のみを切ること (20センチ以上の新枝は、元枝から葉っぱ3~5枚上の所で切る) ◎チェリーやプラムの収穫後、9月末まで剪定を続ける *silver leaf diseaseを防ぐために必要! ◎プラムに実が付きすぎている時は、 枝が折れるのを防ぐために間引きをする *brown rotが広がるのを防ぐためにも、 込み合っているところは間引いて、空気がよく通るようにする ◎早生のリンゴ ('Discovery' 'Beauty of Bath' 'Redsleeves' 'Scrumptious'など)の収穫を始める *長期保存はできないので、早く食べ切ってしまう ◎引き続き、リンゴの木にpheromone trap をぶら下げる (8月まで) *リンゴにつく蛾をコントロールするため ◎ブドウに日がよく当たるように、茂った葉を剪定する ◎収穫の終わったラズベリーは、根元から剪定する(summer-fruiting raspberries) *今年の新枝は、水平に張ったワイアーに結わえる ◎ブラックカラントの古い枝の4分の1くらいを根元から剪定する ◎グーズベリーのサイドシュートを剪定する (根元から葉っぱ5枚分の所で剪定) ◎ブラックベリーの新枝を束ねてから支柱に水平に誘引して結わえる ↓ 収穫が終わったら、古い枝は根元から剪定する ↓ 束ねておいた新枝を支柱に沿って広げて結わえる *株を増やしたい時は、この時に新枝を地面に届くように曲げて 先を地面に埋めてペグで止めておくと、 翌春に切り取って新しい場所に植えることができる ◎ラズベリー(夏収穫のものやハイブリッド・ベリーは 収穫の終わった枝を根元から剪定し、残りの新枝は10cm間隔に残す ◎ストロベリーの古い葉っぱを刈り取って、不要なランナーも切る 敷き藁やマルチを取り除いて、肥料を与える ◎ストロベリーの株を更新する時は、ランナーから新苗を作る (ランナーをペグで止めて、できた新苗を準備しておいた場所に移植 またはポット上げ) *一つの親株からは一つ新株を採るようにして、 親株が疲労しないようにする *ストロベリーは3~4年しか良い収穫はできないので、 タイミングよく新苗を作ることによって、収穫を続けることができる ☆病害虫に注意! ◎乾燥が続くとpowdery mildew(ウドンコ病)が発生し易くなるので、 水遣りを欠かさないようにする ◎ポテト・ブライト(疫病)に注意する *葉や茎に茶色い斑点を見つけたら、すぐに根元で切り取って処分する (コンポストに入れないこと!) *早期に発見して地上部を刈り取った場合は、 すぐにすべて掘り上げて、2週間以内に食べ切ること! 保存はできない ◎乾燥した天気が続くと、ブラシカ類(キャベツの仲間)に ホワイトフライが発生するので、葉の裏に石鹸水をスプレーする ◎フリースを掛けてキャロットフライを防ぐ (キャロット、パースニップ、パセリ、セロリーなど) ◎ブラシカ類やロケットなどの葉に一面に白い斑点が広がったり、 小さい穴が空くのは flea beetle (ノミトビヨロイムシ!?) によるもので、 見てくれは悪いが食べる分には影響はない フリースを掛ければ防ぐことが出来る ◎もし、オーガニックの殺虫剤(natural fatty acids)を使用する時は、 薬剤が直接害虫にかかるようにする **オーガニックと言えども、益虫にも害があるので、 ハチやホーバーフライがいないのをよく確かめてスプレーする
by lapisland
| 2015-08-05 06:53
| 今月の畑仕事
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