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3週間ほど平年を下回る寒い日が続いていたが、 今週から少し気温が上がるとのこと。 とは言っても、雨の多くなる時期なので、 晴れる日にはできるだけ畑に行くことにしよう。 2月から6月まで、5ヶ月間も殆ど動けない生活をしていたので、 体力の衰えがひどく、7月から少しずつ歩く練習を始めて、 最近やっと距離を伸ばして歩けるようになって来た。 秋に日本に帰るつもりでいたのに、長旅の間体が持つかどうか自信がなくて、 飛行機のチケットも買っていなかったのだけれど・・・。 もっと悪い状態の時にも痛み止めを使いながら帰っていたことを思い出して、 何とかなるだろうということにして、やっとチケットを買った。 そんなわけで、畑は一応9月いっぱいまでに片付けることにしようと思っている。 1ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまうから、 畑仕事のメモをしっかり見て、やり残しのないようにしなくっちゃあね。 そのつもりで秋まで収穫が続くものは何にも作っていなかったから、 その点は楽かもしれない。 ◎main crop potatoの収穫を始める 葉が黄色く枯れ始めたら、収穫の時 (掘りあげたジャガイモは2時間ほどそのまま広げて乾かしてから 土を落として、紙袋か麻袋に入れて冷暗所に保存する) *ポテトブライトの兆候である茶色い斑点が葉っぱに出ている場合は、 葉っぱをすべて刈り取って、焼き捨てる ポテトもすぐに収穫して、保存はしないで使い切る ◎外に植えているトマトはシーズンも終わりになるので、 熟していないグリーントマトもすべて収穫して窓辺で熟させるか、 チャツネなどにする (グリーントマトをバナナと一緒に紙袋に入れておくと、早く熟す) まだインディアンサマーのような天気が戻って来るようなら、 花や小さすぎる実は切り取って、 残りのトマトにすべてのエネルギーが行くようにする ◎コージェット(ズッキーニ)、マロウ、パンプキン、 スカッシュ、ラナービーン、フレンチビーン、スィートコーン、 ビートルートなどの収穫 ・フレンチビーンやラナビーンは、 出来るだけ長く収穫が続くように数日毎に収穫をする 日照りが続くようなら、少なくとも週1回の水遣りを忘れずに! ・haricot beansは、さやが完全に乾いたら収穫して、 密封容器に保存する ・夜間冷え込むようなら、残っているコージェットやニンジンにフリースを掛ける *トウモロコシを適切な時に収穫する 絹糸が黒褐色になったら、外皮を少しめくって爪で押してみて 乳汁が出たら収穫する。 透明な液が出るようならまだ未熟なので、あと1~2週間おく 食べる直前に収穫すること! ◎アーティーチョークの収穫 *水切れにならないように注意して、根元をコンポストでマルチングしておく *scales(外皮の部分)が柔らかくなったら、開く直前くらいに ナイフで切り取る *切るタイミングを見逃さないように、時々チェックをする *収穫後は汚い葉を取り除いて、ウドンコ病が広がらないようにする ◎アスパラガスの葉が枯れたら、根元から刈り取る *刈り取った葉はコンポストに入れず、 焼却するか市町村の収集するグリーンビンに入れる (アスパラガス・ビートルが潜んでいる可能性があるため) ◎パンプキンに小さい実が付いていたら取り除いて、 すでに生っている実にエネルギーが行くようにする *新たに伸びてくる蔓も切り、パンプキンに陰を作っている葉も取り除いて、 少しでもよく日光が当たるようにする ◎最後の収穫が終わったら、 刈り取った作物をコンポストボックスに入れ、 プロットをきれいに片付ける。 *豆類の地上部はコンポストに、根っこはそのまま残しておく ◎ハイブリッドでないレタスのトウ立ちしたものから種を採る ◎Brussels sprout(芽キャベツ)に支柱を立てる ◎'Senshyu Semi-glove Yellow'など耐寒性のあるタマネギの種まきをする 予め窒素分の多い肥料を入れた場所に1cmの深さで種まきし、畝幅20cmあける 最終的に10cm間隔に間引き、冬に窒素分の多い肥料をトップドレッシングする ◎秋植えのオニオンやシャロットの子球やガーリックの注文と植え付け (9~10月に植え付け) ◎秋蒔きのソラマメの種を蒔く 'Aquadulce Claudia'や'Sutton'など耐寒性のある品種を選ぶ (9月後半から11月末まで) ◎ スプリング・キャベツ 、スプリング・オニオン、白菜、エンダイヴ、 ホウレンソウ、シュンギク、ミズナ、ミブナ、パセリ、チャービルなどの種まき ◎冬用のサラダの最後の種まきをする Claytonia、winter purslane、landcress、lamb's lettuceなど 耐寒性のあるものを選んで、直播をする。 ◎先月種まきをしたものは、 適当な大きさに育ったら外に植えつける 必要ならば、苗にクローシェなどでカバーをする 春キャベツなどブラシカ類の苗にはネットをかける事! ◎来春の種まき用の土の準備を始める (コンポストを混ぜ込む) ◎収穫が終わって空いた場所にgreen manure(緑肥)の種を蒔く *土や蒔く時期によってそれぞれ適した緑肥を選ぶ、 今の時期なら、grazing rye、forage peas、winter tares 、 field beansなどを蒔いておけば春に漉き込める ◎ハーブを収穫してドライハーブにする ◎プラムの収穫 (茶色くなってしまったプラムを木の上や地面に残しておくと 来年の病気の原因にもなるので、すぐに取り除く) *プラムは冷凍できるので、たくさん収穫した時には トレーに並べて凍らせてからフリーザーバッグに移す ◎ヘーゼルなどナッツ類の収穫 ◎リンゴの収穫も今月から 品種によって、収穫期が違うので注意する *9月に収穫:Discovery, Katja(Katy), Ellison's Orange, Charles Ross, James Grieve, Egremont Russet, Fiesta など ◎日持ちのする品種のリンゴは、 一つずつ新聞紙に包んでラックかバスケットなどに並べて 風通しのいい冷暗所に保存し、定期的にチェックをする (少しでも傷があると、そこから腐るので注意する) ◎チェリーやプラムの収穫後、9月末までに剪定を終わらせる (silver leaf diseaseを防ぐために必要!) ◎リンゴやナシの枝先にウドンコ病が出やすい時期なので、 切り取って処分をする コンポストには入れないこと! ◎果樹にwasp trap を吊るす *waspは、害虫を食べてくれるので大切な虫だが、 この時期には熟した果実を食すので、 果樹を栽培している場合にはある程度のコントロールが必要になる 小さいプラスティックのボトルに砂糖水を半分ほど入れたものを 果樹に吊るすとよい ◎サマー・ラズベリーの今年ベリーの生った枝を根元から剪定する ◎必要ならばブラックベリーやオータム・ラズベリーにネットを掛ける ◎果樹の幹にグリースバンドを巻く (winter mothを捕えるためーーもうすぐ雌が卵を産みつけるために 登ってくるので、それを防ぐ) ◎引き続き、ストロベリーのランナーの移植またはポット上げ 不必要なランナーは切る 古い葉や枯れた葉も取り除いて、株周りをコンポストでマルチングする ◎秋は新しくコンポストボックスを作ったり、 コンポスト容器を設置するのに最適の時期なのでトライする ☆★これはイギリス南東部を基準にした自分のための覚書なので、 他の国や地域に住んでいる人には、時期的にずれる畑仕事もあるわけで、 これを読んでやってみて失敗したと言われても、 当方は一切関知いたしませんゾ! ☆Wildlife ◎8月下旬から鳥たちが庭に戻って来ているのと、 日が短くなり気温が下がってくるに従って、 北からの渡り鳥の数も増えて来るので餌の補給に気をつける 冬に備えてこの時期は高エネルギーの餌を用意する (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、 フルーツケーキやナッツケーキ(ドライフルーツやナッツをラードで固めたもの)、 ビスケットやケーキの残り、ラードやfat ball、mealworm など) *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めて死ぬことがあるので、 必ずワイヤーネットのピーナツ用のバードフィーダーに入れて与えること *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる *鳥の種類によって好物が違うので、 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、 地面に置くバードフィーダーも忘れないように! ◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、 餌を準備する (キャットフードやドッグフードなど+水) *ミルクは与えないこと! ◎ハチの数が異常に減っている現在、 どんなプランツがハチに好まれるかを考慮に入れて、 植えるプランツを考えるのも大切なことだと思います。 *派手な園芸種の八重の花を避け、 一重のデイジーのような形や、筒型の花を選ぶとよい ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように! (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、 そのあと水で洗い流してから乾燥させる) *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!! ◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太や小枝を積んだり、 草を刈らない場所を作る *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!
by lapisland
| 2014-09-02 07:49
| 今月の畑仕事
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