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☆4月25日 大雨時々雷雨 夕方時々晴れ間 11℃/8℃ ガーデンクラブのアウティングで、ナショナルトラストのOsterley Parkに出かけた。 咲き始めているであろうブルーベルの花と、 キッチンガーデンを楽しみにしていたのだけれど・・・ 雨続きの中でも最悪の日を選んだみたいで、 時々雷を伴う大雨で、庭歩きなんてとんでもない。 殆どの時間を、カフェと屋敷の見学で過ごすことになった。 皮肉なことに、帰りのバスに乗り込んだ途端に、 雨が止んで日が差すなんてね! よほど雨女と雨男が揃っていたに違いない。 ほらね、なんとなく期待できそうなTuder Walled Gardenの入り口。 でも、中に入ると、まだなあんにもなくって・・・。 この辺りも、黒い雑草よけのマルチシートが掛けてあるだけ。 後ろに見えているのは、Stable。 壁にトレーニングしてあるのは花盛りのりんごの木。 あとは、ハーブが少しばかりでが~っかり。 サインボードによると、このガーデンに関する資料がなくて、 今のところボランティアグループで屋敷内に飾る切花用の花を 中心に栽培しているとのこと。 いいキッチンガーデンになるのになあと、残念だ。 というわけで、お屋敷拝見ということに。 どこの屋敷に行っても、豪華絢爛な部屋には毎回WOWとは思うけれど、 実感を伴わないからあまり感動はない。 それよりも、いわゆるDownstairsの生活の方が興味をそそられる。 そして、Osterley House のDownstairは他のNTのものと比べても、 よく保存されていて、つい最近まで人々が忙しく立ち回っていたぬくもりが感じられる。 この屋敷が建てられたのは16世紀であるが、 キッチンの設備などは、1830~40年のものに加えて、 1920年代に現代化されたらしいが、 パン焼き用のオーブンなどは16世紀のオリジナルのものもあるようだ。 階段を数段下がった低い位置にかなり広いキッチンがあり、 右奥に洗い場、左奥にパストリー・ルームがある。 暗い日であったにもかかわらず、窓から自然光が入ってきて、 意外にも明るいのに少し驚いた。 反対側から見たところ。 1780年頃の賃金記録によると、 当時のキッチンには珍しく女性のシェフが雇われていたということだ。 多彩な客をもてなすために、 シェフは豊かなフランス料理の知識が必要とされたようだ。 ここにオリジナルのパン焼き用のオーブンがあったのではないかしら。 1920年代にオーブンはすべてEagleのものに取り替えられている。 これもパン焼き用? mortar and pestle の巨大版? 昔のものはどれもいい形をしてますねぇ。 ロスチャイルドの屋敷などに比べると、質素な食器類に見えるのだけれど、 来客用の食器ではないように思う。 蓋の上の部分にあるのは、たぶんこの屋敷の所有者の経営したChild's Bankの 印であったかの有名なMarygoldにちなんで、マリゴールド(カレンジュラ)の花を デザイン化したものではないかしら。 (上階の部屋でも、マリゴールドをパターン化した文様があちらこちらに見られたので) パストリー・ルーム。 ここでどんなお菓子やパンが作られたのかしらね。 ここは使用人たちのダイニングルーム。 ビールの貯蔵室。 ワインの貯蔵室。 あと、大きな石炭の貯蔵室や、バトラーの部屋など保存工事中のものも含めて、 いろいろな部屋がある。 キッチンにガイドさんがいなくて、詳しいことを質問できなかったのが残念だったが、 キッチンガーデン訪問のはずが、思いがけず楽しいキッチン訪問になった。 [追記] 1. Child's Bankはロンドンで最も古い銀行(設立は少なくとも1671年にさかのぼる)で、 取引のサインとして、下のようなマリゴールドの印が使われた。 (画像はWikipediaから拝借) 2.Osterley Parkについては下のサイトで。 ■ ■■
by lapisland
| 2012-05-01 00:52
| 菜園訪問
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